独りアングラブラックの入門編といったところ。ザスターはこの手のバンドの中ではかなりまともで、聞きやすい部類。その中でもこのアルバムは特に聞きやすい。曲もコンパクトに纏まっているし、音質が良いといえば語弊をまねくかもしれないが、ギターの音が聞き取りやすい。何より自傷的メロディーがよい。

Xasthurに高音質は似合わない!!

まさか国内盤が出るとは(笑) とりあえず言っておきます!! DIMMU BORGIRとかを好んで聴いている人たちは「ブラックメタル」って言葉だけに魅かれて買うのはヤメテ(笑) ああいうのとは全く違うから!! ただし、こっちが本物の「ブラックメタル」ってやつです。 超激烈うつ病ネガティブサウンド(笑)

この作品はホントに惜しい。音質はそんなに悪くありません（ただ、たまに音がとぶ）。というか、いつものザスターレベル。メロディーもこの頃の方が確実に荒んでいて、今よりいいでしょう。しかし、残念な事にヴォーカルが殆どありません。ボーナスディスクに関しては零。ヴォーカルが有れば名曲揃いなのに・・･ ア゛〜〜〜〜もどかしすぎる

激しさは特に感じられず、ただただ孤独に闇の中で叫び続ける...というような印象です。だからと言って完全にスローテンポなのかというとそうではなく、しっかりとツーバスも多用してます。 が、そのツーバスがまたミソなんです! その音が、激しさを表現したものではなく、地の底から響き込み上げて来る音なのです。 この恐ろしさは聴くべきです!

まさかの嬉しい国内盤です。しかもレア音源集付き。マニなんとかによる一人USブラックで、北欧のそれとはちょっと違う。それは国の歴史の深さの違い（USは出来てまもない国）からか、この手のバンドにしては宗教色が薄く、ただただリアルな人間の絶望感のような音が濁音としてながれるスタイル。聞いているとこのバンドでしか味わえない感覚を楽しめます。日本先行発売という是非この機会にご購入をば

アンビエント一人ブラックの最高傑作。かなり依存度が高いので何度も聞いてしまう。音はブルザム並みの悪さ。そして一番驚くべき点はなんと北欧でなくアメリカ出身ということ。これ聞けばアメリカ人を少し見直します。