New Wave期の様々なバンドへの愛が感じられます。決して立派にならない、この憂鬱でヘロヘロな感じが大好き♪

真の意味でｴﾓｰｼｮﾅﾙ｡人間の感情ってこんなｶﾝｼﾞ｡ﾉｲｽﾞだらけで､ｵﾄﾞｵﾄﾞしてて､突拍子もなく昂ぶって､ｵﾄﾞﾛｵﾄﾞﾛしく落ち込んで…で､救いがたい程自己満足｡それを見事に表現した産業廃棄物的ﾊﾞﾗｰﾄﾞ集｡

未聴の方は、とりあえずｱﾆﾏﾙｺﾚｸﾃｨﾌﾞとかから聴いたほうがいいんじゃないか？期待しすぎると痛いぞ！こいつ（ら）の作品はﾜﾝｺｲﾝ、500円くらいが丁度いい 敬意をこめて！

類い稀なるｱﾎｼﾞｬｹ ｶﾝﾍﾟｰか?爪弾かれる弦の響きにｳｯﾄﾘ…次の瞬間、ｱﾚｯｸｴﾝﾊﾟｲｱが相当ﾍﾎﾞくなったﾁｰﾌﾟなﾉｲｽﾞとｹﾂに何か突っ込んだｽｺｯﾄｳｫｰｶｰのような歌 路線変更なし　あまりｵｽｽﾒはしません（笑

早速下火のﾈｵ･ﾆｭｰｳｪｰﾌﾞなｸﾞﾙｰﾌﾟの一つだと思いますが、ﾊﾞﾗﾝｽの悪いMIX（意図的と思われる）や、ｺﾞｼｯｸ系ﾆｭｰｳｪｰﾌﾞをﾍﾞｰｽにしながらも何処か壊れた感じのｴﾚｸﾄﾛｻｳﾝﾄﾞが、妙に引っかかって来ます。彼の場合ｼﾞｬｹが変態ﾁｯｸだったりしますが、（作為的というより、そういうｷｬﾗなんでしょう…）実験とPOPさを兼ね備えた音楽性は多くの人にｱﾋﾟ-ﾙするものだと思います。

なんとなくjoy divisionやcureなどニューウェーブ、ポストパンクの影響がみれる彼らだが。そう簡単に何々系と綴ることはできない。ノイジーであり、ダークであり、エレクトロニカでもあり、色々な音が混ざり、混沌とした感じ。カオス。ボーカルもおどろおどろしい。幽霊みたいだ。

いかれてるとしか思えない。とても変。

衝撃の１枚。痙攣気味のボーカル、ノイジーなギター、意味不明なパーカッション。最高です。