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わたしのぼうし ポプラ社の絵本

Yoko Sano

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591174180
ISBN 10 : 4591174182
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan

Content Description

おにいさんは青いリボンのぼうし、わたしは赤い花のぼうし。ふたりは、どこへいくにも、お気に入りのぼうしをかぶっていました。ところが、ある日、わたしのぼうしが汽車のまどからとんでいってしまったのです―。大切なものに寄せる子どもの心情を繊細に描き出した佐野洋子、初期の傑作絵本!講談社出版文化賞絵本賞受賞作。

【著者紹介】
佐野洋子 : 1938年、北京に生まれる。武蔵野美術大学デザイン科卒業。主な絵本に『ねえとうさん』(小学館/日本絵本賞、小学館児童出版文化賞)、童話に『わたしが妹だったとき』(偕成社/新美南吉児童文学賞)などがある。また、『神も仏もありませぬ』(筑摩書房/小林秀雄賞)『シズコさん』(新潮社)をはじめエッセイも数多く、小説、翻訳など幅広い分野で活躍。本書で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。2010年、72歳で永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 絵本。小さい頃ってお気に入りの物への執着って強い気がする。帽子を飛ばして失ってしまった主人公が、新しい帽子に馴染めない気持ちがなんとなくわかります。お兄ちゃんは適応能力高い(笑)。

  • anne@灯れ松明の火

    新着棚で。風に飛ばされた帽子。新しいものは、自分のものではないみたいで、かぶりたくない。ある時、立派な形、できましたか?

  • メープル

    愛着のある帽子が飛ばされてしまったけど、新しい帽子はなかなか馴染めず…。なんとなくわかるなぁ。時間をかけてまた自分の物になっていくのかな?

  • 雨巫女。@新潮部

    《本屋》帽子好きな母のこと思い出しました。

  • spatz

    大好きな佐野洋子さんの、1976年の絵本の新装版だということです。 何度か読み返してみたけれど、どうにもうまく言葉にできないような、切なくて、でもしっくり胸になじむようなお話だった。 大切なものがなくなってしまったときの、あの気持ち。 もうおとなになってしまった自分にも、この気持ちは何度も経験したような気がするから。 そして、何かが、また、自分の心にしっくり居場所を見つけたと思える時が、くる。いつかくる。 なくしたと思ったものは、きっと本当になくなってはいないんだろう。 #NetGalleyJP

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