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雀蜂 角川ホラー文庫

Yusuke Kishi

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041005361
ISBN 10 : 4041005361
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2013
Japan

Content Description

角川ホラー文庫20周年記念、書き下ろし傑作ホラー!

雪の山荘に閉じ込められた小説家の安斎を突如襲う、凶悪なスズメバチの群れ。安斎は山荘を生きて出られるのか。最後明らかになる驚愕の真実とは!?
ノンストップ・サバイバルホラー、文庫書き下ろしで登場!

【著者紹介】
貴志祐介 : 1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。96年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年、『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、同書は100万部を超えるベストセラーとなる。2005年、『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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貴志祐介さんの大ファンでずっと読み続けて...

投稿日:2021/04/09 (金)

貴志祐介さんの大ファンでずっと読み続けていますが、なんとなく貴志祐介らしくないという感じの作品です。蜂との格闘に終始しているので。ただ作者の先入観なしで読めば蜂も不気味だし、ハラハラドキドキもあるし普通に面白いと思います。

ayu さん | 富山県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • サム・ミイラ

    賛否の分かれるこの作品。あまり期待せず読んだがこれがどうだ面白いではないか!日常の品を武器に代え智力を尽くしての凶暴な蜂との攻防はまるで雪の山荘版ダイ・ハード。さすが貴志祐介と唸らされる出色の出来。一転真実が明かされる後半にはこれは叙述ミステリーだったと気づく仕掛け。ただ残念だったのはラストの切れとテンポがもうひとつだった事か。しかしパニックホラーと叙述ミステリーの融合と考えれば斬新でそれなりに楽しめる。筋立ては違うがS・キングのシークレット・ウインドゥにどこか似た作品だった。

  • にいにい

    久々の貴志祐介さん。でも、ちょっと、これが角川ホラー文庫なの?『黒い家』、『青い炎』の素晴らしさは何処に。最初のアナフィラキシー・ショック設定の恐怖感や雀蜂との攻防はスリルあり、ユーモアありだったけど、後半はバタバタのやっつけか?作中もやっつけ作品があったし。無理に後半のどんでん返しを取り入れなくて、そのまま雀蜂主体で纏めた方が面白かった気がした。後半のアイデアは、またの機会で良かった感が強かった。次作も読むから、『黒い家』を越えるものを期待したい。

  • おしゃべりメガネ

    貴志さんにしては珍しく、200Pちょっとの作品です。‘手に汗にぎる’間もなく、アッという間に読了してしまいました。他の方のレビューにもあるように‘物足りない’感は多少なりとも否定できないのですが、逆にコレだけの話を、この限られたボリューム(ページ数)でこれだけコンパクトにまとめるところに、この作家さんの非凡なところ、真髄があると思います。タイトルにあるように「蜂」の描写がありますが、そんなにグロいわけではないと思うので、昆虫が苦手な方でも大丈夫かなと。ホラーというよりはサスペンスよりかと感じました。

  • takaC

    『胡蜂』と『雀蜂』の使い分けにも深い意味があるのかもしれないけど看破できませんでした。そもそも、”最後明らかになる驚愕の真実。ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不能!”って、そりゃ手がかりがなければ予測不能だろうさ。

  • きんぎょっち

    気楽に楽しめるサスペンス・ホラー。犯人は誰だ的な楽しみもあるが、それよりひたすら続くスズメバチとの攻防戦の描写がスリリング。途中から、闘いが続くあまりこの主人公イっちゃってんなぁ…とついていけない気持ちになるが、それもそのハズ種明しはほらコレですよ…というオチで、ちょっととってつけた感あり。このラストを推理するのは材料不足のため読者にはムリなので、この作品はミステリーではなくエンターテイメント小説なんだろう。いかにも角川ホラー文庫というライトな作品。作者が自分をモデルにして遊んでいる感じが楽しかった。

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