【全曲解説】8bitBRAIN『shout』

2022年04月05日 (火) 13:00

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全曲解説テキスト by Koyoka 小谷 茉美子 菊地 桃子 アンズ卍100% メロネサリ


・下弦に舞い散る夜桜は、あなたを想い永遠を唄ウ。


桜の花言葉「私を忘れないで』をテーマに歌詞を書きました。
サビの最後の『下弦に咲く旋律』は、
下弦=半月、完璧ではないメロディというのを表現しました。
私達だけでは8bitBRAINは成立しない。
ファンのみんながいてくれて、初めて成り立つ音楽なんだよというのを伝えたくて、このフレーズを書きました。
和×ピコピコのクセになるサウンドにも注目してほしいです!(アンズ卍100%)


・Out of order(type-A、type-C収録)

コロナ禍で様々な意見や憶測が飛び交う中、抑え込まれた感情や葛藤を爆発させてます!
スカッとしたい時はこの曲を聴いてください!(笑)(Koyoka)

スクリームが空耳っぽくなっていて、よくよく聴いてみるとあれ?!これはほんとはこっちの意味なのかな?!?!みたいな楽しみ方もできるのでよく聴いてみてくださいー!(小谷 茉美子)

何にでも誰にでも当てはまる歌詞も大事だけど、こういう口に出せない鬱憤を直接的に放つ歌詞や時代を描いた歌詞も音楽の持つ力ならではだと思っています。
歌うと気持ちいいですこの曲(笑)
何より曲のかっこよさがハンパないですね。
リリース時にテーマに合わせてリアレンジされたのですが、元々のも今のも本当にカッコいい。
メロがカッコいいんでしょうね!
曲調が変わっても絶対カッコいい、って1番なる曲な気がします。(菊地 桃子)

イントロが流れた瞬間にフロアの空気が一気に変わるのがわかります。
アウトロの振付は「おお〜!」と声が上がったりするくらい驚きのラストなので、ぜひ現場でも味わってほしい1曲です!(アンズ卍100%)

私の中で8bitBRAINの1番の勝負曲だと思っています!わくわくさせる音から始まり疾走感がある振付から始まりダンスで魅せてからのイントロのデスヴォが入る格好良すぎる瞬間にダンスが重なって今でも鳥肌が立つくらい好きな曲です。サビは歌うと気持ち良いので一度歌ってみてください!曲ラストのポーズは生で見てほしいです!(メロネサリ)


・Loudspeaker

毎日生きていく中で出会う「言葉」や「声」、そしてこの曲を出すタイミングがちょうど結成から4周年ということもあり、「感謝」というテーマを、8bitBRAIN史上1番爽やかな曲調にのせて書きました。
傷ついたりする日でも、自分を愛して生きていこうねという言葉、声が、大切なファンのみんなやまだ8bitBRAINの音楽に触れたことがない人にも、届けばいいなと思います。(Koyoka)


・Under the weather(type-B、type-C収録)

8bitBRAIN結成時1番初めに聴いた曲で、その時の私が純粋に「めちゃくちゃカッコいい!!」と思った感覚を、初めて聴いた人にも同じように感じてもらえるんじゃないかな?と確信している1曲です。(Koyoka)

この曲はグループ結成時から大切に歌ってきたので、シングルが決まった時は発狂するほど嬉しかったです!偶然にも体調不良だったりウイルスについて書いてあるので、今の流行病への注意喚起みたいにも聞こえます(笑)(小谷 茉美子)

8bitBRAIN結成の第1曲目にできた曲なんです。
ラウドロックやピコリーモなんて全く知らなかったあの頃、デモを聴いて「やりたい!」と心を掴まれた楽曲でした。
たくさんの楽曲があってどれも魅力的だけど、やっぱり思い入れはこれが1番強いですかね…
ライブのセトリでも、意味のある場所に持っていくことが多いです。
絶対1stはこの曲を表題曲にしたい!と決めていたのですが、リリースする時ウイルスの歌詞がこんなに図ったかのようになってしまうとは思いませんでした。(菊地 桃子)

メジャーデビュー曲なので、自分の中ではとても特別な曲です。
『這いつくばって 頑張って』というフレーズがすごく好きで、まさに8bitBRAINを表している1曲だなと思います!(アンズ卍100%)

メジャーデビューという5人の夢が叶った楽曲です!1番8bitBRAINらしい曲かなと思っています!5人それぞれのアイドル人生が詰まってると思います!(メロネサリ)


・Black Sabbath(type-A、type-B収録)

コロナ禍で書いた歌詞になります。何もかもがうまく行かなくなり挫折して辛い思いをしてきた、している方に聴いてほしいです。私も実際に身内がコロナが原因で命をおとしてしまった方がいてすごく悔しい思いをしました。そんなどうしようもない中で助け合いができるのは人と人同士だと思います。諦めずに生きていけば明るい未来があると信じています。『心は生きていますか?』『いつだって私はもらってばかりだから諦めず走りたいよ』という歌詞が1番お気に入りです!生きていてしんどくなった時にこの曲を聴いて前向きになってもらえたら嬉しいです!(メロネサリ)


・“Look at me”

新曲が6つ上がってきた時点で1番好きだったので直感でこの曲を作詞させていただくことになりました。
この作品の制作前に「承認欲求」をテーマに作詞したくてネタを書き溜めていたんですけど、これはぴったりだと改めて曲を聴いて思って書き始めました。
自身が承認欲求の強い人に傷つけられてきた過去があって、多かれ少なかれ同じ経験をした人は多いんじゃないかと思ってこのテーマを書きたかったんです。
私の場合人に「分かるよ」と共感してもらうのってあまり救われる気持ちにならなくて、だって完璧に理解してもらえてるかなんてその一言じゃ伝わらないし。
逆に誰かの言葉に「分かる!」って共感する側の時の方が気持ちが救われたりするので、そんな人がこの曲を聴いてくれたらなと思っています。
長くなってすいません(笑)
タイトルに付いている“”は、その承認欲求を象徴する言葉は自分の言葉であるかもしれないし、誰かの言葉であるかもしれない、そんな意味で付けました。
貴方の鏡に映ってる貴方をしっかり見つめてみて、と。
承認欲求って誰しも持っているものだと思います。
それを満たしたいがためにした行動や放った言葉は本物なのか、そう問い掛ければ大抵「本物じゃなくたっていい」と自覚している人が多い世の中だと思います。
でもその偽りに直接的でも間接的でも傷つけられた人がいるってこと、多分傷つけた本人には響かないだろうけど、きっと傷つけられた貴方には届くかな?
そんな誰かの心を少しでも救える1曲になれてたらいいなと思います。(菊地 桃子)


・Avenge

もがいて苦しみながらも絶対に諦めない。見返してやる。という強いメッセージ性を込めて書きました。聴いた人にはぜひ自分の中のハングリー精神や衝動を呼び覚まして、掴みたい未来への活力にしてもらえたらいいなと思います。(Koyoka)


・-ShowTime-

和楽器が使われていて如何にも“祭”だなと思ったので、祭みたいに一体感が出て高まるものって何があるだろうって考えた時に高校野球の大会だ!熱くて楽しいものだけど、負けたらそこで終わってしまう儚い感じも祭の終わる瞬間と似てるなー!とリンクして書きました。
サビのフォルネウスは、悪魔なんですけど甲子園に魔物いるじゃないですか?その魔物さえも味方につけちゃえ!も込めたここぞの勝負をする人たちへのエールソングです。(小谷 茉美子)


・I'd like

「隣の芝は青く見える」というのが大きなテーマです。
理想を追い求めた先に、本当の幸せはあるのか?今ある幸せを見逃していないか?
そんなことを思いながら歌詞を書きました。
そして、「どこがゴールなのかを決めるのは誰がなんと言おうと自分自身なんだ」というのを強く伝えたい作品です。
『『終幕(おわり)』と勝手に決めつけたのは誰?』というフレーズがすごく気に入ってます!
ボカロっぽさのあるサウンドで、それまでの8bitBRAINに変化をつけた瞬間の楽曲だと思います!(アンズ卍100%)


・YA-BA-I DIVER

8bitBRAINのファンの総称をダイバーというのですが、アルバムの中で1曲はダイバーが主役の曲が欲しい!と思って歌詞を書きました。
いつもフロアを燃やしてくれるダイバー達を思い出しながら熱く書けました!
「進化」が大きなテーマだったので、
8ビットから16ビットへ進化していく感じを遊び心たっぷりで表現できたと思います!
隠されたワードがたくさんあるので、歌詞カードをじっくり見ながら聴いてもらえたら嬉しいです。
野心がみるみる湧いてくるサウンドで、心が燃える1曲です!(アンズ卍100%)


・A cuddly Heart

「心」や「感謝」をテーマに歌詞を書きました。みんな日々色々な想いで今を一生懸命に生きていてその中で良いことも悪いことも全て意味があると思います。そんな中で出会えた人は全て運命で、そんな出会えた方々に「ありがとう。」を伝える大切さを改めてこの曲を聴いて思い出してもらえたら嬉しいです。サビの『君と君と君の』『人と人と人の』をしつこいくらいに繰り返すのは人に伝えたい気持ちを伝える大切さを表現しました。家族に、友人に、貴方の大切な人に、大事にしたい人に、人の心に寄り添うメロディを歌詞をたくさん聴いてもらえたら嬉しいです!(メロネサリ)


8bitBRAIN『shout』

GENRE:ELECTRONICORE, LOUDROCK
小さな叫びをラウドにポップに世界へと轟かせていく
アルバム『shout』に込めた野望の音色

2020年のメジャー・デビューから、3作のシングルをリリースしてきたラウドロック・アイドル、8bitBRAINの初のアルバムは、今の閉塞感を突破していくように全力で遊んだ曲が並ぶ。リード曲「下弦に舞い散る夜桜は、あなたを想い永遠を唄ウ。」は、ハチブレ初の和テイストのラウド・チューンで、キッチュなピコピコ感と和楽器とがせめぎ合うサウンドに、メロディとラップ、シャウトが情緒的に、違和感たっぷりにも絡んでいく。5人の個性をぶつけ合ったインパクトのあるリード曲で幕を開け、爽快なロックから祭囃子、'90s感のあるダンス・チューン、歌モノまでと幅広く、各メンバーが手掛ける歌詞にはSNS問題からファンへの想いまでが等身大の目線で描かれた。キャッチーで、今叫びたい思いが詰まったアルバムだ。
吉羽 さおり 【ライター推薦】


shout

CD

shout

8bitBRAIN

Price (tax incl.): ¥3,000

Member Price (tax incl.): ¥2,760

Multi Buy Price (tax incl.): ¥2,550

Release Date: 23 Mar 2022

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