ジェフ・ベック 貴重ライヴ音源４タイトル ― Alive The Live シリーズ 2023年４月28日 (金) 発売

Alive The Live レーベルの2023年４月28日 (金) リリースに ジェフ・ベック ４タイトル

洋楽アーティストたちの貴重なライヴ音源をデジタルリマスタリングでお届けするAlive The Live レーベルの人気シリーズ。2023年４月28日 (金) 発売分に、ジェフ・ベック ４タイトルが登場。

Live 1971 / Jeff Beck Group

ジャズやR＆Bの要素を取り入れた音楽性で仕上げた新作『Rough And Ready』は、これまでのブルースをベースにしたものとは異なったが、アメリカのマーケットで支持される。そんな新生ジェフ・ベック・グループが 1971年に『Rough And Ready』 のリリースに伴い行なったわずか10回のコンサートにおいて、1971年８月22日にフィンランドのトゥルクで開催されたロックフェスティヴァルに出演する。

この模様はフィンランドの FM局で収録・放送され、本作はこの放送時の音源を使用。この時点では『Rough And Ready』はリリース前となり、かつ新しいラインナップで活動を開始してから２回目のライヴでありながらも、エネルギッシュなパフォーマンスとその完成度の高さには圧倒される。ボーナストラックとして 1971年12月14日に BBCラジオの音楽番組「In Concert」用にスタジオライヴを行なった際のパフォーマンスを４曲追加収録。

St. Louis 1995 / Jeff Beck

1995年、ジェフ・ベックは突如コンサート活動をスタートさせる。それは新たなアルバム制作に対するアーティストとしての必然と言える衝動に駆られたものに違いない。そして招集されたメンバーは、彼の代表作の１枚でありグラミー賞を受賞した名作『Jeff Beck's Guitar Shop』のドラマーであるテリー・ボジオと、キーボードプレイヤーのトニー・ハイマス、ブリティッシュロックシーンを代表する名セッションベーシスト、ピノ・パラディーノ。このメンバーによって繰り広げられたライヴパフォーマンスは、米PBSのラジオ番組として収録・放送され、本作はこの放送時の音源を使用している。

３人のスーパーテクニシャンのサポートを得て繰り広げらるジェフ・ベックのギターパフォーマンスはまさに絶品。この時期のライヴアルバムは存在していないだけに、ファンにとっては貴重なアーカイヴと言えるだろう。

Live In Japan 2006 / Jeff Beck

2006年、ジェフ・ベックは新作のリリースこそなかったが、久々となる30公演のワールドツアーを行ない、ツアーの一環として同年７月に日本で開催されたロックフェスティヴァルに出演。この７月22日のライヴの模様は、テレビ番組用に収録・放送され、この放送素材は米PBSでも特番として放送された。本作はその放送時の音源を使用したものであり、２回のアンコールを含めてこの日のパフォーマンスを完全収録している。

後にリリースされる『Official Bootleg USA '06』とはベーシストのみが異なっており、本作ではジェフ・ベックのギターテクニックがより明確に堪能できる。また、アルバム『Flash』ではロッド・スチュワートが絶唱していた名曲「People Get Ready」をインストゥルメンタルで聴くことができる。さらに、代表曲の「Blue Wind (蒼き風)」「Scatterbrain」「Cause We've Ended As Lovers (哀しみの恋人達)」なども聴けるファン必携の１枚と言えるだろう。

Live In Chicago 2007 / Jeff Beck

エリック・クラプトンが設立した薬物治療施設 クロスロード・センターへの資金援助を目的とし、1999年から不定期で開催されているチャリティーコンサート「クロスロード・ギター・フェスティヴァル」。2007年７月28日 シカゴで３回目が開催された際にメインアクトの一組として出演したジェフ・ベックは、自らのバンドを率いてこのフェスのハイライトとなるパフォーマンスを披露した。

ベテランセッションドラマー、ヴィニー・カリウタ、新進女性テクニカルベーシスト、タル・ウィルケンフェルド、そしてブリティッシュジャズシーンで注目されているキーボードプレイヤー、ジェイソン・レベロという３人のメンバーをバックに、フェスのセカンドヘッドライナーとして約１時間のパフォーマンスを繰り広げた。このパフォーマンスの模様は、テレビでは 米PBS、ラジオでは地元のFM局で収録・放送され、本作はラジオ局で放送された音源を使用。歴代の代表曲で構成されたセットリストを完全収録している。

ジェフ・ベックならではの繊細かつスリリングなギターソロがたっぷりと堪能できる内容であるだけに、ファンにとっては感涙ものの１枚となるだろう。ボーナストラックとして 2010年の同フェスティヴァル出演時の２曲を追加収録。

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