SACD Import

Symphony No, 9, : Zinman / Zurich Tonhalle Orchestra

Mahler (1860-1911)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
88697726902
Number of Discs
:
2
Label
:
RCA
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description

Mahler: Symphony No. 9
Tonhalle Orchestra Zurich / David Zinman, conductor

Recorded 10/2009, Tonhalle, Zurich
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

Track List   

Disc   1

  • 01. Mahler: Symphony No. 9: I. Andante comodo [30:53]
  • 02. II. Im Tempo eines gemachlichen Landlers. Etwas tappisch und sehr derb [15:50]
  • 03. III. Rondo-Burleske: Allegro assai. Sehr trotzig [13:37]

Disc   2

  • 01. IV. Adagio (sehr langsam) [28:46]

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Comprehensive Evaluation

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美しい演奏と録音です。素晴らしいです。

投稿日:2014/04/11 (金)

美しい演奏と録音です。素晴らしいです。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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キチンとしたマーラーであり、無調化の桟敷...

投稿日:2012/03/04 (日)

キチンとしたマーラーであり、無調化の桟敷で絶叫するようなキッチュさは微塵も感じられない。 録音も優秀だし、ジンマンのこの曲に(マーラーの作品に?)対する解釈もよく理解る。ジンマンに関する知識を私はほとんど持ってはいないが、これら一連のマーラーを聴く限りにおいて、キリスト教を基本にした西欧文化をあまり感じないのは私だけだろうか? 「執着」とか、あるいはその反動としての「達観」とか、そういった感覚が音響の向こう側からまったく聴こえてこない。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

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この曲には思い入れがある。昔々、図書館で...

投稿日:2011/07/24 (日)

この曲には思い入れがある。昔々、図書館で借りたレコードを、「意外と普通に始まるじゃん」などと油断して聴き始めたのが大間違い。初期の曲のように形式に対する撹乱要素が剥き出しに置かれていない分、対位法は複雑精緻を極める。第1楽章の展開部で、この森はどこまで続くのか、こんなところまで来て本当に生還できるのかと慄然。古典派1曲分の最初の楽章が終わった時には早くもヘトヘトになっていた。全ての奏者はまずこの第1楽章をどうクリアするかに心血を注ぐことになる。ジンマンは遅めのテンポ設定で、複雑な書式の森を冷静沈着に描写していく。奇怪な枝や岩があるぞと部分を強調しない分、森の深さがよりリアルに凄みをもって迫ってくる。客観的=思い入れの少ない薄味の演奏というのは短絡だ。全体像を伝えるための神経の行き届いた音の配置には静かな深い感動がある。 第2楽章は弄り回したくなる性格的なパッセージの宝庫。しかし、基本はレントラーリズムによる舞曲スケルツォだ。ジンマンは、形を整えつつ歯切れの良いフレージングで軽さの表現も忘れていない。ブラボー、素晴らしい。あの第1楽章の後を受けるのだから当然だ。第3楽章は古典派では最終楽章に来るべきロンド。ここではしゃぎすぎると後に待ち受ける第4楽章が乗り切れない。ブルレスケに引っ張られ過ぎず、細かく素早い動きを制御下に置いた演奏で、曲構造そのものが持つ不気味さが逆に自然に伝わり凄みが増している。これも良いできだ。 そして、またしても長大な第4楽章。チャイコの悲愴のようにそれなりに歌っていれば様になる訳ではない。音が少なく弱くなる部分の緊張が維持できなければ空中分解の憂き目を見る。音が途切れるのかというタイミングで次の音が出てくる歌い継ぎは、耳を引き付けて離さない。最後の音が消え去った後に、自分が物凄く集中して聴き入っていたことに気が付いた。 シリーズの中でも、この曲の数あるディスクの中でも、屈指の1枚と言える秀演ではないかと思う。

kurokage さん | 千葉県 | 不明

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