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Tchaikovsky (1840-1893)

Vinyl "Symphony No.6 ""Pathetique"" Kirill Petrenko & Berliner Philharmoniker (180-gram heavyweight record/Berliner Philharmoniker Recordings)"

"Symphony No.6 ""Pathetique"" Kirill Petrenko & Berliner Philharmoniker (180-gram heavyweight record/Berliner Philharmoniker Recordings)"

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  • ★★★★★ 

    ヤックン  |  岡山県  |  不明  |  13/March/2021

    インターナショナルなオーケストラ この演奏を聴いてベルリン・フィルはやはりうまいなということ。 ただベルリンフィルの色ってなんだろうと思いました。やはり時代の流れなのでしょうか。個人的にはもっと色をつけても良いかと。今後のペトレンコに期待。

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  • ★★★★☆ 

    ロールパン  |  広島県  |  不明  |  03/July/2019

    40〜50年前の「大昔の」ベルリンフィルもあれはあれで時代の頂点だったのでしょうが、今のベルリンフィルも全く別の方向で完成されている感じがします。ディスク聴いた印象ではラトル時代後半からですかね…世代交代もある程度完了して煮詰められてきて、いよいよ今が旬、って感じです。もはや「硬い」「冷たい」「無機的」なんてよく言われてたらしいのが信じられないです。アバド→ラトルの時点の録音ではオケが過渡期って感じでしたが、この演奏を聴く限りペトレンコはラトル時代で一度完成されたオケをもらうことになるわけで、どんな感じになっていくか楽しみです。この演奏では余計なことをせず、テンポも引っ張らず引き締まっているにもかかわらず(歌おうとしてだらっとする演奏は沢山ありますけどね…)歌いこまれているため素晴らしいと感じました。かつてはオケから突き抜けていた感じだったような金管楽器も弦のようなフワリとした感触になって融けこんでますし、オケ全体の音の膨らみ方が非常に有機的と感じて驚きもしました。正直なところ「これ以上何をお望みですか?」って感じです。当然好みはあるでしょうから、嫌いなら他の演奏を聴けばいいですね。しかし、音質は今時期の録音にしてはそれほど良い方ではないですけど…平面的な印象。今時期のにしては、なので問題はないですが。

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  • ★★★★★ 

    SeaCrow  |  東京都  |  不明  |  17/June/2019

    もしカラヤンそっくりな演奏をしたら「確かに黄金期のあの音がする、だがそれでいいのか」などと言われるのでしょうし、アバドのようなストレート路線でやったら「無個性だ」と言われ、ラトルのような仕掛けの多い演奏をすれば「前任者と変わらない」と言われるのでしょう。◆結局ペトレンコが選んだのは、オケの機能性(ただし20世紀ではなく現在の基準のそれ)を前に出しつつ、わずかにオルタナティブな色付けを加える、という方向性だった、と感じました。◆全体としては、ひとつひとつのフレーズ、声部が几帳面過ぎるくらいに克明に刻み込まれるような演奏で、どことなく壮年期のジュリーニを思い出しました(振っているオケのキャラはだいぶ違いますが)。◆変わった仕掛けはさほどしていないものの、第1楽章第2主題の甘美な入りの部分、溜めて歌わせるかと思いきやサラッと流すなど、ところどころで独自の解釈がみられます。◆こういうオルタナティブ路線を挟み込むことで、「ノスタルジーに凝り固まった耳で我々の演奏を聴かないでいただきたい」というメッセージを(ラトルに引き続き)発しているように感じられるのは私の思い込みが過ぎるでしょうか。◆長々書きましたが、骨太で安心感があり、適度に華麗で普通に楽しめる演奏でした。ルネ・メラーによる録音も、以前に比べてだいぶ良くなったように思います。

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  • ★★★★★ 

    おじさん石  |  埼玉県  |  不明  |  03/June/2019

    本盤ではなく、デジタルコンサートで聴きました。デジタルコンサートは長く聴いていますがが、確かにこの演奏はこの指揮者の特徴がよく出たものではないかもしれませんが、団員の集中力はすごいと思います。  せっかく、デジタルコンサートの無料視聴券がついてくるそうですので、その後の5番の演奏、リヒャルト・シュトラウス、ベートーベンの演奏をぜひおききくだい。ベルリンフィル団員がなぜペトレンコを選んだかよくわかると思いますよ。

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  • ★★★★★ 

    てつ  |  東京都  |  不明  |  26/May/2019

    一言で言うと「王道路線」の演奏。細部にこだわり演奏精度を上げ、表現も奇を衒わず。そうだ、何も最初から冒険する必要はなく、まずは横綱相撲を見せれば良い。そう言う感じがします。おそらくどの演奏よりも各声部がよく聞こえ、バランスが良いと思います。でもね、このディスクに対する期待度はみなさん高いと思いますが、その期待度を上回る驚愕演奏じゃない・・・と言う気がするのは私だけしょうか。この演奏だけ聞くと、ペトレンコの目指すものがよくわからない。しかし、天下一のベルリンフィルが彼を選んだのだから、このあと私のような素人にもわかる素晴らしい、彼ならではの演奏が聴けることでしょう。この曲目にしたのも、あえて「王道路線」を強調するためかもしれません。王道というのはいつの時代もあるレベル以上のものを必ず約束するものだから。

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  • ★★★★★ 

    かつちゃん  |  埼玉県  |  不明  |  12/May/2019

    このCD音源の演奏会2017.3.22にフィルハーモニーの最前列・中央右の席で聴きました。当日の演目は「ハフナー」と「悲愴」でしたが、ペトレンコ氏はこの曲を顔を真っ赤にして指揮され、汗がビュンビュンと飛んできました。コンサートマスターの樫本大進さんとベルリンフィルの気合の入った素晴らしい演奏でした。

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  • ★★★☆☆ 

    ゲゲゲアサ  |  神奈川県  |  不明  |  12/May/2019

    ペトレンコの2017年のライブ録音だそうだ。2008年には同じ曲を「小澤征爾」が録音・録画している。なるほど、同じベルリン・フィルでもこんなに違った演奏をすものだとつくずく感じさせられる。「小澤征爾」の演奏解釈が20世紀のものとすれば、「ペトレンコの演奏は」21世紀のものなのだろうか。淡々と進められる「ペトレンコ」の演奏にチャイコフスキーらしい精神はない、私には物足りなさを感ずる。聴き慣れている「チャイコオフスキー」の旋律のアゴーギクは、「ペトレンコ」には「微塵もない」。これが原点回帰の演奏なのか? 友人から「ペトレンコのベルリンでの評判」はまだ入ってこない。恐らくベルリンの聴衆は「誰かが言い出すのを待っているのではないか」。「あのチャイコフスキーは違うのではないか」と! 私は、アバド、ラトルと長年聞いてきたが、こんなチャイコスキーは初めてである。ベルリン・フィルはこれまでドイツにないものを取り入れて、発展してきた。「ペトレンコ」を迎えてベルリン・フィルはこれからどこに行こうとしているのか?「終楽章のディミヌエンドのようにベルリン・フィルの演奏は消えてゆくのか?」 これだけでは判断はできない。評価をするにはまだ時間が必要である。評価できないので星3つをつけさせてもらう。

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