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Bruckner (1824-1896)

CD Symphonies Nos.3, 4, 6, 7, 9 : Roger Norrington / Stuttgart Radio Symphony Orchestra (5CD)

Symphonies Nos.3, 4, 6, 7, 9 : Roger Norrington / Stuttgart Radio Symphony Orchestra (5CD)

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    shiodome  |  東京都  |  不明  |  15/May/2022

    最初は??でしたが、今では愛聴盤です。 私が好きなブルックナーはチェリビダッケのもので、今でもそうなのですが、いつも違和感が残ることがあります。それは1、2、3、6、7番ですが、後半3・4楽章が前半1・2楽章に比べて妙に軽く感じられることです。何となく交響曲全体のバランスが悪く、まとまりが悪い印象・・・で、後半2楽章を聞かないこともあります。 このノリントンの演奏は、最初は馴染めずもう聞くことはないと思っっていたのですが(7番1楽章の中間部に出てくるリズミックなフルートソロなどは速すぎてズッコケそうになりました・・・)、何か惹かれるものがあり、何度か聞いているうちに、ブルックナーは本当はこういう音楽を想定していたのではないか、という気になりました。 本来、初期の交響曲は、全4楽章を速く演奏することを想定しており、そうすると全楽章がすっきりまとまるように思う。ところが5番でエラク凝ったものを書いてしまってからは、ブルックナー自身もこのようなものが世間で受ける!と考えたのであろう、4番を全く違ったものに改訂し、8番のような超重量級の交響曲を書いてしまった、とすれば妙に納得がいく。そして9番も3楽章で別次元のものを作ってしまったため、終楽章を書けなくなってしまったのではないか? シューベルトの未完成も、1、2楽章が別次元の音楽になったために、3、4楽章が書けなくなってしまった、と考えると納得がいきます。チェリビダッケが1、2番を取り上げなかった理由もわかるし、ノリントンが5、8番をやらなかった訳もわかるのですが、どうでしょうか・・・。 それでノリントン盤ですが、そう聞くと初期交響曲が全楽章、妙に面白く聞けます。ところどころピュアトーンでキレイに響くところもありますし、今では愛聴盤になってます。同じ快速テンポではインバル盤、ボッシュ盤もイイのですが、これほどコンセプトが明確で新しい境地が聞ける演奏もないと(私は)思うのですが・・・。今更ながらブルックナーの交響曲は奥が深いと思った次第です。

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    jin  |  長野県  |  不明  |  07/October/2021

    ベートーヴェン交響曲全集では面白かったですが、このブルックナーの交響曲はそれほど変わった演奏ではありませんでした。ただ第4番が普通使用されているスコア(版)ではないので注意が必要です。珍しさを喜ばれる人もいれば、いつも聴いているスコア(版)で聴きたかったのにと不満を持たれる方もあるはず。あと、第9番は何故か大げさな表現が頻出していますが、これはスコアの指示ではなくノリントンの解釈のようです。

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