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Mahler (1860-1911)

SACD Sym.6: Neumann / Czech Po (1995)

Sym.6: Neumann / Czech Po (1995)

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  • ★★★★★ 

    ゆっきー  |  千葉県  |  不明  |  19/March/2021

    一言でいうなら、気づきにくい名盤ともいうべきか。晩年になるにつれ、トロトロのテンポになり、皆それを巨匠という。バーンスタインしかり、ベームしかり、ジュリーニもそうだ。この手の指揮者が実に数多い。そして私自身も嫌いじゃない。ノイマンのこの悲劇的も最晩年のレコーディング。同じような感じかなと思いながら聴くと裏切られる。うん、当初は裏切られたと思うのだ。実に小気味よく中盤まで進んでいく。さすがに4楽章はじっくり聴かせる感じだが、前3楽章はたんたんと音楽が流れてゆく。そうだ、これでよいのだ。全曲通して聴くにはこの手の演奏が一番疲れない。オケの響き録音は一級品だ。サラウンドでも聴ける。バーンスタイン、テンシュテットの新盤と並ぶ名盤かもしれない。

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  • ★★★★★ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  12/May/2019

    どなたも書いてみえないので敢えて書かせてもらおう、と言いつつも実は小生もつい最近まで気づかなかったのが現実でいささか恥ずかしい。実はこのCD、中身は文句なしにノイマンの振ったマーラーの交響曲第6番なのだが、ケースの印刷がなぜか9番となっている。1回持ってみえる方皆さん、確認してくださいな。自分も十数年前に買ったCDがこんなんやったか、と思いませんか?それとも小生のだけがそうなら逆にプレミアものですわなあ。そして内容は実は小生、自分で買っておきながら、ノイマンという指揮者を全面的に信頼していたわけではないんですわ。みんな平均以上はこなすけど、それがかえって個性のなさになってしまっているんじゃないか、と。そしてつい先日、久々にそう、買って1回聴いただけでずーっと棚にいわゆる、「つんどく」みたいな形になってしまっていたんです。しかし、今回、やっとその素晴らしさに目からウロコ状態です。これは素晴らしい!マーラーの「悲劇的」というタイトルはこの哀しみを表したかったんだなあ、と思いました。この哀しみ、それは9番に現される無常な哀しみではなく、人間の、裸の人間の哀しみを現したかったのだろう。何か偉そうなこと書いてますが全然そんな気はありません。テンシュテット、バーンスタイン、ショルティ、マゼール、若杉、その他もろもろの名盤に決して劣らない名演である。敢えて★5個献上!

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  • ★★★★★ 

    ルートヴィッヒ  |  長崎県  |  不明  |  10/October/2012

    これこそ桁違いの名演。 冒頭からしてノイマンの気迫あふれた指揮は異次元空間を作り上げている。 全体を通して力強い演奏であるが、その内には人間の悲哀が篭っているように感じる。 そういう意味で「悲劇的」要素も充分に表出していると思う。 これを聴いてしまうとブーレーズやギーレンのやっていることなぞは児戯に等しくさえ感じてしまう。 まったくもって素晴らしい。これは音楽史上燦然と輝く金字塔である。

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  • ★★★★★ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  22/October/2011

    マーラーの交響曲の中で第6番は最も変わり種的存在と言えるのではないだろうか? 短調で終わると言う構造上の問題もそうだが、マーラーの名演を全集で残した指揮者(バーンスタイン、アバドなど)が、何故か第6番だけは必ずしも名演でない録音を残している。あくまで個人的意見ですが、バーンスタインの6番は熱帯雨林的で気持ち悪く、アバドの6番は薬味の抜けたラーメンのよう。転じて、ノイマンのマーラーって、耳当たりはいいけど含蓄が希薄な気がして、自分的にはノイマンをマーラー指揮者と位置付けるには抵抗がある。んが、この6番の演奏だけは名演だ。バッチリはまっている。こう言う演奏をして初めてこの曲はおもしろく感じられるのだろう。タイトルにとらわれない解釈も非常に好ましい。

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  • ★★★★★ 

    Seiru  |  千葉県  |  不明  |  02/May/2010

    「悲劇的」といえばやはりテンシュテット/LPOの1991年ライヴ盤が有名であります。がしかし、私は録音の問題からかテンシュテット盤にはそれほど惹かれませんでした。最近になって手にとったこの演奏は素晴らしい… 悲劇的か、という問に答えるならば確かに「NO」であるかもしれません(テンシュテットの演奏は確かに英雄が血の中に倒れこむ凄まじくエグい演奏)。それに比べれば非常に明快で、エグいというよりひたすら勇壮です。しかし何故だかはわからないけれども入れ込めます。更に録音の良さ、アンサンブルの整いはこれを抜く演奏は現れないでしょう。そしてフィナーレは素晴らしい。ノイマンのEXTONシリーズでは、3番と並ぶ凄まじい出来の良さです。お勧め!

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  • ★★★★★ 

    アッキ  |  茨城県  |  不明  |  11/February/2010

    これは素晴らしい!! 刺激ある怖い演奏が多いので、この曲正直、避けてました。これはまさに、ドヴォルザークと意味深いアーチのかかった第6番。天から地上を見下ろしている光景。アルプスを登り、最後の人間社会の音カウベルの意味もよくわかりました。3楽章はまさに天国。フィナーレは天の声を聞いたものが、その人の使命を貫く!! こういう牧歌的な演奏ほど、精神性の強いものを感じる大変貴重なる名演!

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  • ★★★☆☆ 

    ポワトリン  |  東京都  |  不明  |  02/January/2010

    録音はいいのですが、演奏自体は特徴がなく期待ハズレです。

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  18/September/2009

    この曲の第4楽章を聴いていたら、妻が曰く『剣を片手に悪者退治に出かけるジュブナイルヒーローのBGMみたいね』と。(ちなみに妻はまったくクラシック音楽を理解しない女性です) この感想は 「悲劇的」と言うタイトルに惑わされない、この曲の、そしてこのノイマンの演奏の本質を突いた感想だと思う。 そもそもこの曲を聴いて悲劇を感じるリスナーがどのくらいいるだろうか? そう考えると、妻の一言は、この演奏に対する最高の賛辞と言えるのかもしれない。

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  • ★★★★★ 

    fmk  |  東京都  |  不明  |  27/May/2009

    すばらしい演奏です。レーグナーも良かったが次元が違う。

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  • ★★★★☆ 

    F・ポンチ  |  静岡県  |  不明  |  23/November/2008

    この演奏は喜劇的ではあるが悲劇的には聴こえない。 これはノイマンのマーラー全般的に言えることだと思う。 曲によっては物足らない解釈だが、この6番では成功しているように思う。ただ「悲劇」を感じさせないタイプの演奏の中では、個人的には ショルティー系の、音塊を品性なくぶっぱなす演奏の方に惹かれる。

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  • ★★★★★ 

    宇野候補  |  いばらき  |  不明  |  13/March/2008

    ノイマンの後 アシュケナージ マーツァルがこの曲を録音しているが、なぜノイマンのこの名演の後に録音する必要があるのか と考えてしまう。 それほどに私にとってこれを超える名演に今後出遭えることは無いだろう。

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  • ★★★★★ 

    コーキロマンハ  |  神戸市  |  不明  |  28/February/2008

    いつもながらノイマン・チェコフィルのマーラーは素晴らしいですねぇ。旋律の謡わせ方は他に追随できないものがあります。チェコフィルはもともとやわらかい響きが特徴ですけど、ことマーラーのシンフォニーになると何かスペックの次元が神がかり的になるような気がします。マーツァルも良いですがやはりノイマンの指揮とは違います。旧盤も素晴らし買ったですが、SACDによる奥行き感は抜群です。胸をかきむしられる演奏!!ノイマンがもう少し長生きしてくれれば、悔やまれます。

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  • ★★★★★ 

    ヒロ  |  奈良  |  不明  |  08/September/2007

    抹香臭い???抹香のにおいがする。転じて、いかにも仏教的な感じがする。ぼうずくさい。意味がわかりません。ともかく私にとってはこの演奏、一つ一つの音が明確で美しく、素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    AG  |  東京都  |  不明  |  27/May/2007

    火へんに華さんのような、感じ方もあるでしょう。ただ私は違うように感じます。この曲はこのように書かれている、と作曲者マーラーに変わって言う事は出来ないが、楽譜の全ての音を慈しんで鳴らすノイマンの方向は、逆にこの曲の異常性を浮き彫りにしている演奏である。 感情に任せた演奏だけが異常さを浮き彫りにする、ということは無い。私はこの演奏を何度でも聞き返している。

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  • ★★★★☆ 

    火へんに華  |  千葉  |  不明  |  08/February/2007

    ノイマンは晩年、キャニオンにマーラー・チクルスとして7曲つの交響曲を録音した。そのなかでも、とりわけ評価が高いのがこの6番だが、私はそこまで評価しない。それならば、曲想に反して演奏はストイックを極める2番、淡泊な美しさに彩られた9番の方が好きだ。はっきり言って、この曲は抹香臭い。異常なテンションに貫かれ作曲されている。ここまで過剰な音楽ならば、大見得を切った方が面白い様に思う。真面目に演奏しても、それに見合う内容を引き出せるとは思えないからだ。このノイマンの演奏は端正にすぎると思う。

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