Comp.piano Concertos: Barenboim(P)Klemperer / Npo +choral Fantasy
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HQ | 愛知県 | 不明 | 03/November/2017
ベートーベンのピアノ協奏曲は、第4番、第5番だと思っていましたが、本アルバムでは、第3番が最高です。 特に、第一楽章の美しいピアノの調べとオーケストラの対峙がスリリングです。また、低音の鍵盤と高音の弦の対峙が見え隠れするところが非常にスピード感があって心が揺さぶられます。第二楽章は、ゆったりと聞かせてくれます。そして第三楽章へ軽いタッチのピアノがオーケストラを先導していく所が印象的です。0 people agree with this review
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ALOHA21 | 静岡県 | 不明 | 10/December/2011
何と言ってもクレンペラーの聳え立つようなオーケストラが素晴らしい。巨匠の棒の下、若き日のバレンボイムが力いっぱいに弾く姿が見えるような演奏。作品に正面からぶつかっていく熱演に感動する。数ある全集の中でも出色の1組だと思う。録音は良いが、さすがに古くなって、オーケストラの強奏部が金属的な響きになっているため星一つ減。3 people agree with this review
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おたふくかぜ | 熊本県 | 不明 | 10/November/2011
ベルリン・フィルとの新盤(同じくEMI)と雲泥の差と思えるほど、バレンボイムが素晴らしいと思います。ご指摘されているように、皇帝は屈指の名盤だと思いますし、クレンペラーの重厚な伴奏に負けていない溌溂としたバレンボイムの力強さと言ったら。その5番に比べると、1−4番のバレンボイムは若干硬く、肩に力が入っているように聴こえますが、それでも充分優れた演奏だと思います。(3番だけは新盤のほうがカッコイイかな?)そしてこのセットの価値を高めているのが合唱幻想曲で、録音は多くないものの、ベートーヴェンの最も洗練された曲のひとつだと勝手に私は思っているのですが、ピアノ、伴奏はもちろん、声楽陣が素晴らしい。あえてケチをつけるなら、このシリーズのジャケットの安っぽさで、実際価格が安いのですが、どうにかなりませんかね。。3 people agree with this review
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ワレンペラー | 広島県 | 不明 | 24/September/2011
皇帝が凄い。僕はカラヤン&ワイセンベルク日本公演で虜になって以来ずっと同コンビEMI盤を最高位に置き愛聴し続けてきたが、クレンペラー&バレンボイムはインテンポを守り抜いた巨大な造形、オケの厚み、のびのびと弾くピアノ、そのすべてが最良で圧倒的な高みに到達!華麗なカラヤンも良いがクレ&バレンボイムは一切の虚飾を排した正統的名演。合唱幻想曲も第九並のスケールと風格を獲得し同曲ベスト。交響曲全集箱で所持してるが音も良好。6 people agree with this review
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segovia | 愛知県 | 不明 | 12/July/2011
協奏曲はソリストのためだけのものではないことを如実に現した演奏。ベートーヴェンのピアノ協奏曲の最高水準。ピアノどうのではない。作品のすごさを理解するには最高。迫力満点のクレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管、良い意味で主張しないバレンボイムのバランス。クレンペラーのための演奏か?6 people agree with this review
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Qモリ | 愛知県 | 不明 | 30/March/2011
クレンペラーの演奏が好きで殆んどのCDを持っていますが、このベトP協全は持っていなかった、ベトP協全のみで今回発売されたので購入した。聴いて納得、もっと早くから聴くべきだった、EMIにしては録音もよくバレンボイムも好演だ、クレンペラー最晩年の録音でもあり必聴盤である。2 people agree with this review
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アンチグルメ | 愛媛県 | 不明 | 01/March/2011
価格が安くなったので、購入しました。いい意味で期待を裏切った演奏であった。こんなすばらしい名演が、あまり評価されないのはどういうことだろう?評論家などは、ポリーニ、アバド、ベルリンフィルを推薦する人がけっこう多いようだが、私はこのポリーニ盤は買いはしたが、90年代のデジタル録音の割に、録音は良くないし、演奏もつまらなかったので、すぐに手放した。バレンボイムは日本のクラシックファンには、あまり好かれてないようだが、ツボにはまった時には驚くような名演を聴かせる。このCDではピアノを担当しているが、指揮の方にまわったルービンシュタイン盤ではロンドンフィルをうまくドライブし、すばらしい演奏を残している。ベートーヴェンのピアノ協奏曲で、ピアノを弾かせても、指揮をさせても名演を残したアーティストは、彼の他にはおるまい。EMIのマスターシリーズには20世紀の名演奏が多くあり、お得なものがたくさんある。21世紀になったころから、EMIのCDには不作のものが多いのは残念である。DGにも同じことが言えるような気がする。昔は良かったと思うのは、私だけだろうか?特に指揮者については!!6 people agree with this review
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 26/February/2011
「皇帝」のオーケストラ・パートとしては、このクレンペラーはフルトヴェングラーと双璧ではないか。微妙に音楽をうねらせるフルトヴェングラーに対して、終始インテンポで堂々たるスケールの音楽を構築するクレンペラー。どちらも圧巻だ。他の曲でもクレンペラーの偉大さは際立っているが、この雄大な音楽にのってバレンボイムが自由闊達なピアノを聴かせる。これまた聴きごたえ充分。全集としてトップにあげてもおかしくないと思うのだが、何故か過小評価されている。バジェットプライスになった機会に是非聴いてほしい。3 people agree with this review
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指揮者ヲタク | 滋賀県 | 不明 | 18/September/2010
有名評論家の雑音は無視しましょう。 とにかく聴いて下さい。 早いテンポの演奏が最近は主流ですが、どっしりとした遅いテンポの風格豊かな演奏は当盤だけではないでしょうか。 かといって遅いだけでなく、第4協奏曲の最後は一気にテンポを上げていてとても引き締まった仕上がりです。 若いバレンボイムもニューフィルハーモニア管弦楽団同様にクレンペラーのもとで立派な音を聴かせてくれます。 今の指揮者にこのような協奏曲の指揮は望めないだけに、私は30年以上クレンペラー盤を愛聴しています。10 people agree with this review
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