Firebird, Petrouchka, Le Sacre du Printemps : Simon Rattle / London Symphony Orchestra (2017)(2SACD)(Hybrid)
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うーつん | 東京都 | 不明 | 06/September/2022
ラトルの「ストラヴィンスキーの祭典」! 一夜で3大バレエ曲をやるなんて気が知れない。食べ物で表現するなら…しゃぶしゃぶとすき焼きとステーキを一夜で食べろと言われて食べる気はしない。よしんば食べても絶対に飽きがくるはず。どこかのタイミングでまずい肉(演奏)を混ぜられてしまうに違いない…。普通はこんなメニューは出さない。と思ったがシェフ次第でこんなにも食欲が増すとは。 就任記念のお祭り気分の中で行われているわけだが、一杯ひっかけて神輿を担ぐようないい加減な演奏はされていない。演奏はリズムがしっかりはじけ、ツボをおさえた充実したものだから納得感もある。 このディスクの一番のキーワードは「祭典」だと思う。オケもこの祭りを本心から愉しみつつ参加しているような熱気を感じる。それを率いるラトルもオケと一心となって祭りを愉しんでいる。このディスクはしかめっ面で真面目に聴くような類とは少し違うと思う。「放蕩息子の帰還」とでも言っていいような帰還を祝福する熱気と期待、指揮者とオケの意気込みを感じながら聴いた方が面白いように思う。おすすめです。1 people agree with this review
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