Price, Florence Beatrice (1887-1953)
Songs Of The Oak, Concert Overture, 1, 2, : Jeter / Reutlingen Wurttemberg Po
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レインボー | 不明 | 不明 | 28/May/2023
近年再評価が進んでいるアメリカの作曲家、フローレンス・プライス。 ナクソスでも既に2枚の管弦楽作品を収めたアルバムが出ていますが、これはそれに続く3枚目。 本CDは今までの交響曲を中心としたものと違い、交響詩と演奏会用序曲を中心としたアルバムです。 指揮者はジョン・ジーター、オーケストラはロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団です。 ジーターはナクソスにプライスの作品を吹き込んでいるスペシャリスト。 本CDではドイツのオーケストラを振っており、ちょっと意外な感じがしますが、これがなかなか良い。 収録された序曲や交響詩は黒人霊歌等を取り入れた作品だが、プライスの師であったチャドウィックの系譜を感じるヨーロッパ的な部分も強く、そこにドイツのオケらしいがっしりとした重厚感のあるサウンドがよくマッチしています。 加えてジーターの共感豊かなタクトで、作品の真価を存分に伝えてくれる演奏です。 曲は国民楽派が好きな方なら、『コロニアル・ソング』『舞踏組曲』あたりは特に気にいるのではないでしょうか。 2022年録音で、音質良好。0 people agree with this review
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