Shostakovich, Dmitri (1906-1975)
Symphonies Nos.1, 6 : V.Jurowski / Russian National Orchestra (Hybrid)
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 24/February/2016
ショスタコーヴィチの青春性を高らかに歌い上げた演奏だ 聴く度に晴れやかな気持ちが戻ってくる ショスタコーヴィチの音楽はモノローグによって始まる 希望と憧憬は不安と煩悶の影を宿して吐露される やがて激しい鼓動の高鳴りの中に障壁を突破してゆく意志と生命力の声と歌が呼びかけ合い世界を切り開いてゆく 無理解で閉塞した社会を生きる青年はその構成する音楽において常に楽天的だった 彼の傾向が如実に表れた交響曲が第1・6・9・14・15番だ ユロフスキーも楽天家ショスタコーヴィチに共感している その演奏はいかなる時も滞らず蟠らず颯爽と吹き抜けていく ショスタコーヴィチの音楽は響きが薄い 殆ど単楽器がレチタティーヴォをリレーしていくが如し 奏者の緊張と疲労はいや増すばかり ユロフスキーの指揮は見事だ 集中を切らさず曲想の展開を逸らさない 音楽は自ずと拠って来るところを明かし行くべき彼方へわたしたちを導く ここには崇高で自由な対話のフィールドが広がっている 滾る思いあり 切りつけられた傷あり 熟慮する時も欲しいからこのフィールドから一度去らねばならない だがまた還ってくるだろう 衷心より推薦する2 people agree with this review
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イナバウ庵 | 東京 | 不明 | 09/July/2006
湯豆腐好きって…まさか…ユロフスキとかけた駄洒落……? 演奏はとてもよかったです。またひとり期待の若手登場って感じですね。もう少し安く手に入るレーベルに移籍してほしいところです。0 people agree with this review
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