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Mozart (1756-1791)

CD Emi Classics 1300 247 Mozart: Violin Concerto No.1

Emi Classics 1300 247 Mozart: Violin Concerto No.1

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  25/December/2011

    彼女は1978年カラヤン/BPOバックでモーツァルト・ヴァイオリン協奏曲集の内「美味しい」第3番及び第5番をDG録音してしまっていた為、全曲収録としての体裁を整える結果的意味?で1981年ムーティ/PHOバックで第2番(タイム@8’53A7’40B4’11)、第4番(同@9’27A7’34B7’19)をそして1991年マリナー/ASMFのバックで第1番(同@7’09A8’13B5’38)及びK314協奏交響曲(同@13’06A1136B6’07)を追加EMI録音しており、それは録音年にバラつきがあったりムター自身各二曲の指揮者のバラつきに自身の演奏も多かれ少なかれ受けた影響も考慮して後年自らの弾き振りで正しく全曲を2005年にDG再録しています(その内EMI盤と同曲分の演奏タイムは次の通りです。第1番→@6’48A7’58B5’43、第2番→@8’21A7’01B3’51、第4番→@9’03A6’57B7’01、K314協奏交響曲→@12’37A11’41B6’11)。1981年ということはムターはまだ18歳、カラヤンの時からまだそんなに経っていないもののその演奏表現は着実さが加わり且つ女性らしい艶やかさも帯びて来た様で2005年録音盤ほど個性ムンムン・・・好き勝手にはなっていないだけコントロールも効いた節度ある演奏であります。ムーティも40歳と若く彼はモーツァルト作品との取り組みは通常オペラ物中心でこういった協奏曲伴奏は珍しいものとなって慎重になってはいます。第2番、第4番共に後年新盤よりタイム上は上記の通りゆったりしているのも特徴となっています。1991年、前回二曲収録から十年、ムターは28歳となり加齢反比例の如く更に華やかに元気になり第1番などは大曲風な仕上がりになりました。K314協奏交響曲はヴィオラがB.ジュランナ(録音当時58歳)の担当で良きバランスで曲進めが行なわれています。タイムも各楽章で凸凹はありますがこれ又概ね後年2005年録音盤よりゆったりしているのは面白いですね。マリナー(録音当時67歳)はこの人の後年傾向らしく無難なサポートであります。何れにしてもの各曲カデンツァを含めムター個性をフルに感じたければ後年盤(2005年盤)が適している様ですし、やはり「曲」の味わいを大切にムターで聴くというならば1981,1991年盤ということになるのでしょうか・・・。なお、本盤は現在販売されておりません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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