Symphony No.6 : Jean Martinon / Vienna Philharmonic -Transfers & Production: Naoya Hirabayashi
Showing 1 - 2 of 2 items
-
ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 08/November/2011
評価の星は、演奏ではなくてこのディスクの「復刻」の点であります。まあ、何しろ、もともとが時代の水準を越えた超優秀録音でありますので、普通のCDでも十分な音で鳴り響いてくれます。さすがにこの復刻、ヒスやスクラッチノイズが耳につき、わざわざこれで聴かなくてもというのが、偽らざる感想です。子供時代に家でかけたLPの方がずっといい音だったなあ。平林さんのご熱意には感服しつつも、この演奏については一般のCDで十分ですぜ、と申し上げます。なお、演奏は有名なもので、激しくかつ甘い、立派な出来栄えです。6 people agree with this review
-
一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 26/July/2009
マルティノンの「悲愴」は彼自身そして一般のフランス系指揮者のイメージからは懸け離れた演奏となっておりそれも1958年DECCAによる収録なのでベストセラーの盤となりました。演奏は概括的には明るい基調ベースですがちょっとした箇所でのさり気なさは「あれっ、あれっ」と聴き手にフェイントを与えますがこれも指揮者の計算の内と言うのでしょう、第1楽章のコーダ、第3楽章コーダマーチ、終楽章の後半抉り部分はティンパニーの強打止打ちと金管咆哮による「隈取り」が曲のメリハリをつけて印象深くさせておりやはり「最高」に値いする盤でしょう。さて、本盤そのものは聴いてはいないのですがLPよりの復刻について私自身手持ちのLPでしばらくCD販売もされておらず又その見込みのないものを専門の業者でCD化してもらったのですがそのLP独特の深みに聴き惚れ直しした次第で本盤もベテラン平林氏の手になるもの・・・期待大ですね。6 people agree with this review
Showing 1 - 2 of 2 items