Sym, 1, 7, : Wordsworth / Rpo
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 23/June/2017
涼風に乗って現れた軽やかさ 着古した上着を脱ぎ捨てたベートーヴェンに出会える 大幅になる繰り返しは省いて楽曲が大きく重くならない配慮をしたのはできるだけ多くの人にベートーヴェンの音楽を届けようとする姿勢だろう 価格からもディスク制作の意図は明快だ クラシックと呼ばれる音楽が敬遠されている時勢に一矢を報いている しかもSACDなのだから頭が下がる ベーレンライター版スコア出版の前に録音されているにもかかわらずピリオド・スタイルを取り入れたかのようなキビキビした音楽の風貌は一層聞きやすいものになっている テンポ設定も過度に走る風もなく自然の呼吸を感じさせる温和なもので誰もが聞きやすいだろう 自ずと押し出しは弱いと見る向きもあろう だがかえって癖がなく押し付けがましさも皆無であり生活の中で悠々と愉しめる音楽になっている 多くの人に奨めたい0 people agree with this review
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オランダ坂 | 長崎県 | 不明 | 26/May/2009
このRPOのSACDの廉価なシリーズはRPOの通常の廉価版のCDのタイトルの中から秀逸な?演奏を選んであるようでお買い得な盤が多い。 イギリスの指揮者バリー・ワーズワースが振るRPO。 弦も管も明るくさっぱりとしたRPOの音色そのままに演奏は淡々と進む。 軽くはずむ様に聞こえる部分すらあるが、たまにはこういうベートーヴェンも良いのかもしれない。1 people agree with this review
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