面白南極料理人
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あんぱん | 東京都 | 不明 | 04/October/2012
昭和基地よりもずっと寒くて酸素も薄い場所にある観測所「ドームふじ」で、調理担当&観測お手伝い隊員?として過ごした1年間を振り返ったもの。 空間的にも物資の面でも大きく制限されたなかを男性9人だけ過ごす、とってもエクストリームな環境なのだけれど、悲壮な感じも孤独な感じもなく、かといってドヤ顔で語る武勇伝という感じも受けない。 著者の人柄のわかるような、飄々とした軽いテンポで綴られている。 重々しい文学に慣れ親しんでいると読み応えがない気がするが、読後に目を閉じて想像力をフル稼働させると、自分のイマジネーションさえも未踏だった世界が広がる。 隊員たちや食事の、生活感ありありの写真(白黒)も。 こんなに豪華な食事食べてるんですね。 タイトルから連想するほど料理中心の内容ではないです。 読み返しはしなさそうだけど、読んでよかった本。 気軽にすぐに読めますので、移動中や待ち時間に読む本としてカバンにいれておいてもいいかも。0 people agree with this review
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