Orch.works: Lopez-cobos / Cincinnati So
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一人のクラシックオールドファン | Hyogo | 不明 | 28/March/2013
バレエ組曲「風変わりな店」はディアギレフから作曲依頼を受けたレスピーギがロッシーニの小品集「老いのあやまち」から適した素材のものをレスピーギお得意のオーケストレーションでバレエ音楽として8曲(序曲、タランテラ、マズルカ、コサックダンス、カン・カン、ゆっくりワルツ、夜想曲、ギャロップ)にまとめたもので私などオールドファンはフィードラーとかドラティ指揮のもので聴きかじった事はあるのですがCDになってから久しぶりにレスピーギ演奏には定評ある当時55歳のロペス=コボスが1995年に首席指揮者を務めていたシンシナティSOを振った演奏を聴き元々親しみ深い曲であることもあってその軽快で色彩豊かな運びが素晴らしいと思いました。地中海沿いのおもちゃ店にあったダンス人形が別々ルートで売られて残った人形達が踊りだしたり最後は又戻って来て良かった・良かったというストーリーで夫々副題のついた8曲では緩急いろいろなテンポ、リズミカルにメロディアスに実に分かり易い楽しい音楽で目まぐるしく変転する曲想の展開で最後は大団円のストーリーをスペイン出身のラテン的明るさのある指揮者の下、オーケストラも中々健闘してこのレスピーギのオーケストレーションの魅力を余すことなく描いていると思いました。曲自体比較的切れ目なく進み8曲区分が把握しずらい盤もあるかも知れませんが演奏タイムとしては(6’31+2’49+5’40+4’58+6’19+6’41+3’52+4’46)と他演奏よりは若干速やめではあると思いました。なお、併録のこれもレスピーギ・オーケストレーション(ラフマニノフ原曲)もの「五つの音絵」(タイム8’06+1’54+7’28+3’06+3’29)は聴いておりません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)1 people agree with this review
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