犬神家の一族
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海尾水 | 神奈川県 | 不明 | 13/June/2021
市川崑の犬神家の映画との大きな違いはラストシーンの追加である。ここは珍しく原作より映画の方がよく感じる。気になる人は確かめた方が良いであろう。0 people agree with this review
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磐央 | 福島県 | 不明 | 21/April/2021
間違いなく「八つ墓村」や「獄門島」等と並ぶ横溝正史氏の代表作の一つであり、1970年代から80年代にかけて一大ブームを巻き起こした角川春樹事務所のトリガーとなった作品でしょう。それは1976年の市川崑監督の映画作品に始まり、TBS系列の「横溝正史シリーズ」でピークに達しました。シリーズの金田一耕助役の古谷一行氏は当たり役で、DVDコレクションが刊行されたのは周知の通りです。当時の角川春樹事務所は森村誠一氏の証明三部作もあり、二人の文庫本が売れに売れていたのを記憶しています。杉本一文氏のカバー装画もマッチしてましたね。(当時の犬神家の一族は犬神松子が表紙モデルで犯人ネタバレ?)内容的には単純に言えば横溝氏得意の遺産相続争いと女性争奪が動機の殺人事件なのですが、独特の雰囲気を醸し出す横溝ワールドがそこにあります。0 people agree with this review
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kotobuki | 広島県 | 不明 | 15/April/2021
私を読書の世界に引き込んでくれたのがこの一冊でした。角川映画ブームの火付け役にもなり、本屋さんには横溝正史のおどろおどろしい黒の表紙が並んでいて凄かったなあ。金田一耕助のあのキャラとのミスマッチがいいんだなあ。今読んでも面白い。0 people agree with this review
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たまちゃん | 奈良県 | 不明 | 10/April/2021
読んでから見るか、見てから読むか。角川文庫ミステリーフェアの当時はまだ幼かったから分からなかったですが、当時の横溝作品の売れ行きは凄まじかったらしいです。メディアミックスと呼ばれる当時の手法は斬新でだれも考えつかなかったみたいで、称賛の一方、批判的な意見も多かったらしい。それでも映画と相まって、大ベストセラーになって横溝作品リバイバルのきっかけになったのは言うまでもない。0 people agree with this review
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peko-rock | 大阪府 | 不明 | 08/February/2012
恥ずかしながらこの年まで横溝正史の作品を一度も読んでいませんでした。いつかは読みたいと思っていて、手に取ってみました。古い作品なので、細い点ではしっくりこない部分もありましたが、それを気にさせない程面白く読めました。金田一のキャラクターが殺人の陰惨さを巧く薄めるバランスを取っていると思います。若い世代の方でもまだまだ面白く読めてしまうのは流石です。0 people agree with this review
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