Der Fliegende Hollander: Klemperer / Npo T.adam Silja Talvela J.king
Showing 1 - 5 of 5 items
-
yuriko | 東京都 | 不明 | 07/August/2022
演奏は素晴らしいのですが(序曲に観客が拍手してしまっているのですが、気持ちは分かる)、録音が今一つな気がする。録音がいいと言っているレビュアーさんもいるし、私はそんなに超高級な再生装置は使っていないので、あれこれ言う資格はありませんが、ソリストの男声が揃って遠く聴こえる一方、ソプラノだけが変に強調されている。重唱の一部はソプラノしか聞こえない。この男声陣が揃ってシリアの声量に押されるわけはないので、彼女にフォーカスしているのですかね?(そういえば、クレンペラー最後のベートーベンチクルスの第9も、四重唱ではソプラノだけが目立っていた。映像でもマイクはソプラノの前。イギリスの伝統?)ジャケット表紙もタイトルロールのアダムではなくてシリアだし… よく分かりません。よく分からないので星は三つ。もう一度聴いてみます。合唱のドイツ語がちょっとゆるいのは御愛嬌。スタジオ録音で、オランダ船の船員の合唱に入っていた妙な電子音はありません。0 people agree with this review
-
surwolf | 東京都 | 不明 | 26/June/2019
ワーグナーの旋律の奥底から、クレンペラーの魂が蘇らせてくるものを、私たちは ただ受けとるだけでいい。批評も評価もなにも要らない。このライブのオランダ人には、そう思わせる凄味がある。1 people agree with this review
-
オペラかじり虫 | 兵庫県 | 不明 | 06/May/2012
驚きました。序曲の開始から何かただならぬ雰囲気、演奏の気配です。1幕がこれほどまでに見事な録音は、私は初めての体験です。あのヴィーラントWがマエストロをバイロイトへ呼ぼうとしたのもむべなるかな。歌手全員が格別のテンションで歌っています。加えてオーケストラの鳴りっぷり! シーリアは有名なバイロイト録音を上回る出来と思われます。録音も優秀。実は、落穂拾いかも、と手を出さずにいました。いやはや、スゴイ!2 people agree with this review
-
為朝 | 京都府 | 不明 | 30/June/2008
この大迫力は何だ?オケがクレンペラーの行間の意図を見事に拾いあげ、ソリストが声にのみ集中しているおかげで、完璧な造形美を獲得している。こうした記録を耳にすると、クレンペラーがパルジファルやトリスタンを残してくれなかったのは、実に残念だと思えてならない。6 people agree with this review
-
Perfect Wagnerite | 東京 | 不明 | 23/June/2008
従来Hunt盤を聴いてきた。Bayreuth Sentaに比べ少女的な衝動的な驚きは後退しwobbleも散見できるとは云え矢張り説得力絶大のSilja、 声の限界を知性で補おうとし時には成功しているAdamと例によって声・表現ともに一本調子のKing、声そのものは素晴らしいが指揮者が用意した広いcanvasに最初は悪戦苦闘のTalvela等々、歌手陣は一長一短。1843年原典版(三幕構成)による初期のWagnerの荒削りな響きがKlempererにより蘇るが、Knaの55年を経験した我々には改訂版の持つ凝縮されたdramaに軍配か? 改善された音質が新たな発見を齎す事に期待。1 people agree with this review
Showing 1 - 5 of 5 items