Mahler (1860-1911)

CD Sym, 6, : Boulez / Vpo

Sym, 6, : Boulez / Vpo

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  • ★★★★☆ 

    ゆこりん師匠  |  世田谷区  |  不明  |  05/August/2005

    様々な方の聴き方が参考になります。主知主義、といいますかブーレーズならではの分析が聴こえてくると感じました。構成原理を重視し、この曲の定理のようなものを描き出そうとしているようにも思えます。それゆえ発見も多いです。しかし、以前のブーレーズにあった、触ったら切れるような感覚、あるいは曲の仕掛けを曝け出してしまう残酷さは、少し落ち着いてしまったようにも感じました。淡白なのはもしかしたら録音のせいかもしれません。

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  • ★★★★★ 

    un portrait de PB  |  東京都  |  不明  |  01/July/2005

    ここに聴かれるのは、多様な読み取りの水準を持ち、それが故に未来の音楽を予告するテクストの書き手としてのマーラーであり、それはまた《マラルメの肖像》の作曲家としてのブーレーズを映す鏡でもあるのだ。それは予てより彼が主張してきた通りの事だ。近年その立場から説得力を持った演奏を展開できる指揮者も増えてきた(例えばラトルやノットのように)。一方でもしBBC響時代の良いライヴがあるなら、それもどこかで出して欲しい。そこには彼がマーラーに見出そうとしたものが、よりラディカルな形で提示されている筈だ。

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  • ★★★★★ 

    徳田雄三  |  長崎県  |  不明  |  15/May/2005

    酷評する人は、イメージだけで軽く聞き流しているのだろう。渡辺和彦のブーレーズ評同様、全然参考にならない。カウベルが登場する箇所の描き方と洞察力は、他の演奏にないもの。ただ、実演での鮮烈・過激な印象とはかなりギャップがある。

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  • ★★☆☆☆ 

    都電  |  東京  |  不明  |  27/February/2003

    確かにオケの鳴り・響きは感嘆するほど素晴らしい。ただ、それだけではゆかない、一癖・ふた癖もあるのが、この曲であり、録音の良さだけに耳を奪われてはいけない。スヴェトラーノフの6番が好評と受け止められているのと同傾向にならないよう、この曲の意図を汲んでほしい物である。

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