Wagner: Der Ring Des Nibelungen -Orchestral Highlights
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 27/October/2009
ショルティが50年代後半から60年代前半に録音した「ニーベルングの指環」の全曲は、燦然と輝く歴史的名盤ではあるが、ショルティの若い時代の悪癖である、やや力づくの演奏も見られるなど、問題点がないわけではなかった。しかし、本盤は、あれから20年後の録音ということもあり、角がすっかりとれた円熟の名演に仕上がっている。テンポ設定も実に落ち着いたものとなっており、ゆったりとした気持ちで、ワーグナーの音楽の素晴らしさを満喫することができる。録音も極上であり、SHM−CD化によってさらに音質がナチュラルになった気がする。不満を一つ述べるとすれば、もう少し楽曲の収録を増やしてもらいたかったという点。例えば、神々の黄昏については、「夜明けとジークフリートのラインの旅」をなぜ録音しなかったのだろうか。収録時間にも余裕があるだけに、やや物足りない気がするのは私だけであろうか。8 people agree with this review
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