Gotterdammerung : K.B.Holten, Schonwandt / Royal Danish Theatre (2007 Stereo)(2DVD)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 20/August/2013
先立つ『ラインの黄金』『ワルキューレ』『ジークフリート』は見ておりませんで、この『神々の黄昏』だけ見ました。まずは演奏。ローカルキャストのようでありまして、正直頼りない歌が多いような気はしますねぇ。ジークフリートのアンデルセンは一度実演も聴いていますが、その時も頼りなかったなあ。グンターやハーゲン役の人もいかにも声のない(声質も変)感じで、ワーグナーの歌を堪能したとは到底言えません。ブリュンヒルデはまあまあ。グートルーネは美人ですな(^_^)画面で見ると、オケがかなり露わに出ていて、これでは歌手を完全にマスクしてしまって歌手たちがかわいそうではあります。それが録音でもカバーされなかったんだな。で、そのオケは技量はまあまあながら、表現力が今一つかな。それは指揮者のせいでもあるでしょう。ショーンヴァントさんは初めて聴く人で、大きなドラマを目指すタイプではないのかもしれません。職人型なのですかねぇ。これだけではちょっとわからない。コーラスはやや頼りない。次に演出。ところどころに面白いアイデアはあります。特にギービヒ家の描き方が秀逸で、この虚仮威し一家の性格をよく表現しています。でもあとは理解しづらい感じだなあ。それにはこの映像の造り方もあります。とにかく歌手のアップが多いんだな。ステージ全体の動きや構造がわかりづらいのですね。それに言ってはなんですが、歌手は結局みんなオジサン・オバサンなのでアップはツライ。よって、これは大欠点。画質はやや甘い。新しいわりに若干ボケております。総じて、みんながんばっているけど水準的には今一つかなあ、といふ感想です。演出も奇を衒い過ぎ。ラストもブリュンヒルデが妊娠したり生きていたりでは世界の救済にはならないんぢゃないの。さういふ狙いですか?わからんなあ。0 people agree with this review
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