La Rondine : M.Domingo, Villaume / Washington National Opera, Arteta, Haddock, etc (1998 Stereo)
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烏 | 広島県 | 不明 | 20/September/2009
そもそもこの『つばめ』自体がプッチーニのオペラの中ではややマイナーな存在だが、ここでヒロインのマグダを演じ歌うアイノア・アルテータも、そしてワシントン・ナショナル・オペラのいずれもが、これまではあまり知られていない存在である。しかし、このDVDはなかなかの拾いものであった。まず、アルテータがはまり役と言っていいくらい、マグダにぴったりなのだ。ジャケットの写真は映りが悪く(どうしてこんなのを採用したのかと思う)、実際はずっと綺麗でチャーミングだ。歌も演技も悪くない。ただし、一方のルッジェーロを演じるマーカス・ハドックは容姿は冴えないし、歌も特徴がないのは残念だが。演出は良くも悪くもリアリズムを基調に、豪華な舞台をしつらえたメトロポリタン風(ただし、万事に小型だが)。色彩と音質はすばらしく美しい。演奏は可もなく不可もなくといったところか。0 people agree with this review
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 27/August/2009
そんなに大歌手が出なくても、そこそこ歌って演じられる歌手と気の利いた演出があれば面白く見られるオペラ。作曲者も悩んでいたようだが、最後がどうも煮え切らないストーリーで欲求不満が残るので、そこをどう解決するかが演出家の課題だろう。最終改訂版(第三版)に基づき、ヒロインの自殺で終わらせるプラシド・ドミンゴ夫人、マルタさんの演出は手堅いながら、なかなか良い。見ての通りの美貌のヒロイン、いかにも「うぶ」なマーカス・ハドックの相手役ともに好演。エンディングは従来通りだが、舞台を1950年代に移し、最後にはあっと驚く大仕掛け(これは見てのお楽しみ)を見せるグレアム・ヴィック演出(フェニーチェ歌劇場)と互角の勝負か。0 people agree with this review
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