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Offenbach (1819-1880)

CD Les Contes D'hoffmann: Levine / Vpo Domingo Murray Van Dam Malfitano

Les Contes D'hoffmann: Levine / Vpo Domingo Murray Van Dam Malfitano

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  • ★★★★☆ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  06/March/2014

    オッフェンバックのオペラ『ホフマン物語』は未完の作品とあって、色々な版で演奏され、それも一種の楽しみだが、このCDではエーザーによる校訂譜を使っている。 カンブルラン盤(同じエーザー版を使っている)と同じような曲順だが、微妙に曲が違ったりする。 歌手はビックネームが多いが、どうもイマイチ。 指揮は、ジェイムズ・レヴァイン、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とこちらも大物。 ウィーン・フィルの演奏のホフマン物語は珍しいと思う。 あまりオケが目立つ曲ではないが、第5幕への間奏曲ではしっかりとウィーン・フィルの柔らかいサウンドが聴ける。 録音は放送用録音をCD化したような、距離感のある物で、年代を考えればあまり良いと言えない。 どちらかと言うとファンアイテムと言った所でしょうか。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  05/May/2012

    この演奏、かつてNHK−FMで放送されたものと同じかな?エアチェックして聴いたはずだけど、当時は「ホフマン物語」もあまり馴染じゃなくておぼえていないな。さて、その後、多くの演奏を聴いて今やすっかり大好きになったこのオペラ、このディスクも大いに期待して聴きました。録音のせいですかねぇ、歌手がちょっと奥に引っ込み気味で、特にドミンゴがひ弱に聴こえてしまいます。一方、演出のせいもあって、舞台での音(小道具移動、足踏みなど)はやたらに騒々しく、結構げんなりします。さて、演奏。歌手陣はなかなかに強力なキャストなのですが、みなさん調子はいま一つ。一番安定しているのは敵役のヴァン・ダムで、他はみな不安定な感じから抜けきれない。惜しいなあ。レヴァインの指揮はさすがに練達の指揮ぶり(この時まだ若いですけどね)で、よくまとめています。但し、アントニアの幕ではちょっと鳴らし過ぎだな。ウィーンフィルはここではそんなに固有の魅力を感じず、とくに何とも(オペラの実演で聴くとものすごく絶妙ですけど、ここには反映されず)。さて、めったやたらにエディションの多い「ホフマン物語」ですが、ここに聴くのもまるで他にない版で、個人的好き嫌いとしてはなんだかあまり面白くない。特にラストが静かに終わるのはつまらないなあ。多くの哀しい物語を経て傷ついたホフマンに希望が見えないものなあ。以上、万事、ちょっとがっかりのディスクでした。

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  • ★★★☆☆ 

    ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  26/August/2010

    録音状態は少しこもりぎみでけしていいとは言えないが、ライブだけに足音や食器などの小道具の音から楽しい舞台が想像される。 やはり映像で観たい。 歌劇『ホフマン物語』のCDはデッカのボニング盤とグラモフォンの小沢盤と2種類持っているが、いずれも輸入盤でオッフェンバックが未完でこの作品を残した為にスコアにいくつかの版があり、このレヴァイン盤は前の二つとは随分違う所がいくつもある。(プレトール指揮や映画版のDVDとも違う。) ヴォーカル・パートもオーケストレーションもいろいろなところで異なり、レヴァインの凝りようがうかがえる。 ライブながら全体的にカットが少ない完全版に近い版のようだ。 メトロポリタン歌劇場の日本公演で歌劇『ホフマン物語』を上演したはずだが、版はこの録音と同じだろうか? NHKが撮っていたらDVDを是非出して欲しい。 プロローグは長めにとってある。(ミューズのくだりをたっぷりやったり、クラインザックの歌の後にひとくさりあったりしている。オーケストレーションも違うようだ。) 第一幕のニコラウスの歌も随分違うしコペリウスとホフマンとニコラウスの三重唄も初めて聴いた。 ファンダムが悪役というのがイーメジとして上品すぎように思うが、フランス語歌唱がやはり素晴らしい。 のびのびと楽しんで歌っているようだ。 ウィーン・フィルもオッフェンバックの軽妙さと丸み、甘さをうまくだしている。 第二幕は個人的に一番好きだ。 ここでもアントニアと父親のやりとりにも初めて聴いた旋律が出てきた。 ホフマンとニコラウスのやりとりも長めにとっている。ニコラウスがアリアを歌っているが、通常はカットしているところだろう。 フランツなど脇役4役を歌うコラッツァもいい。 フランツのコミカルな歌に客席の拍手も大きい。 第二幕の最後でアントニアが倒れるあたりはレヴァイン特有の乱暴さが出ている。劇的な部分だが、ティンパニをあれだけ強く叩いたら弦楽部が聴こえなくなるし、安っぽくなってしまう。 第三幕は以外とあっさりやっているようだが、第二幕をたっぷりやっただけに聴く方も疲れてくるしエピローグに向けて足早に進めるのは正解だろう。 このライブでは第三幕が一番テンションが高かった。

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