ハムレットq1 光文社古典新訳文庫
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hk | 神奈川県 | 不明 | 24/July/2010
HMVレビューには最も必要なことが書かれていない。それはこのハムレットがQ1であるということだ。Q1とは何かについては、解題で詳しく説明されているが、いわゆる通常に流通しているハムレットではなく、海賊版扱いされていたものだったらしい。(私が最初に読んだハムレットは新潮文庫の福田恒存訳であるが、その解題にはQ1は盗版と書いてある)なぜ一般的なハムレットではなく、こちらを出版した理由については、全体が短く上演に向いているからということと、後もうひとつあるが、それは読んでからのお楽しみにしたほうがよいかもしれない。古典の新訳というものは、大抵自分が最初に読んだ訳を超えることはないものだ。しかし、このハムレットQ1は(変化球ではあるものの)こちらのほうがお気に入りだと一読後思った。が、福田恒存訳も読み直してみたが、悪くない。どちらが面白いのかはまさにthat is the question...0 people agree with this review
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