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Prokofiev (1891-1953)

Blu-spec CD Romeo & Juliet(Hlts): Skrowaczewski / Cologne Rso

Romeo & Juliet(Hlts): Skrowaczewski / Cologne Rso

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Showing 1 - 8 of 8 items

  • ★★★★★ 

    風信子  |  茨城県  |  不明  |  27/February/2018

    ソヴィエトに帰還して最初の作品とあって モダニズムは影を潜めロマンチックな装いで書かれたから聞きやすく人気がある曲だ しかも改訂改作が繰り返された それがプロコフィエフの意思ではないのだからストレスも溜まったことだろう 初演が延期になったことから生まれた第1と第2の組曲 そして初演から9年を経て編まれた第3組曲 その全てが集められ演奏されている それぞれの組曲が”ロメオとジュリエット”のダイジェスト版になっているから 同じドラマを違う角度から三回見たような印象を受けた 演奏は真っ当で明快 プロコフィエフは政府の芸術指針に沿って解りやすい音楽を書こうとしたから 省略の音楽を書いた 音楽の流れが辿りやすいように書かれている しかし芸術家は強かというより正直だ 己が心根を隠せるはずもない 喉越しがいいことに誤魔化されたら見えなくなっているが確かにそこにある隠し味を味わい落とす スクロヴァチェフスキにそれが見えていたのかいなかったのか あなたはどう見ますか

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  21/September/2010

    スクロヴァチェフスキは、ブルックナーを特に得意としているが、これまで発売されたCDでのカプリングでもわかるように、近現代の作曲家の作品も得意としている。本盤は、そのようなスクロヴァチェフスキの実力が存分に発揮された名演と高く評価したい。プロコフィエフのロメオとジュリエットは、近年では多くの指揮者による録音が相次いでいる有名曲であるが、そのような数々の演奏の中でも、最上位に掲げられる名演と言える。スクロヴァチェフスキの指揮は、ブルックナーを指揮する時のようなインテンポではなく、各場面ごとの描き分けを巧みに行い、テンポの大きい変化やダイナミックレンジを相当に幅広くとるなど(特に、有名なモンタギュー家とキャピュレット家で顕著)、ドラマティックな演奏を行っているが、それでいて各組曲全体の纏まり具合も完璧。オーケストラに、ドイツの名オーケストラであるケルン放送交響楽団を起用したのも大正解であり、重心の低い腰の据わった深みのある音質も大きな魅力だ。ロメオとジュリエットは、バレエ音楽ではあるが、本演奏では、あたかも一大交響曲のようなシンフォニックなスケールの大きさが全体を支配しているとも言える。Blu-spec-CD化によって、音質がさらに鮮明になったことも、本名演の価値を高めるのに大きく貢献している。

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  • ★★★★★ 

    C.G.A  |  愛知県  |  不明  |  21/May/2010

     すばらしい演奏である。スクロヴァチェフスキの和声感覚は天才的である。「モンタギュー家とキャピュレット家」の開始部分、巨大な音響なのにすこしもうるさく感じない。絶妙なバランスなのであろう。この盤を聴いたあとでは、どの演奏も和音の整理ができていないように感じられる。そのほかの曲もひきしまった良いひびきと良いテンポで楽しめる。スクロヴァチェフスキはどのオケを振っても最高の響きを引き出すことができる。デンオンの録音も素晴らしい。このコンビでシリーズ化される噂もあったのに実現しなかったことは大変惜しまれる。

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  • ★★★★★ 

    SIX STAR  |  北海道  |  不明  |  08/December/2007

    プロコフィエフの《ロメオ&ジュリエット》はたくさん聴いてきたけれど、このスクロヴァチェフスキ&ケルン放送響のは他に比べ、とても丁寧に演奏されていると思います。クセもなく、誰もが受け入れられる一枚です。これで1000円は安すぎる!

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  • ★★★★★ 

    トドカラ狂  |  名古屋市  |  不明  |  06/October/2006

    プロコフィエフは粋な天才肌の作曲家だ。小生はバレエを見るのはどうも苦手だが、バレエ音楽は情景を思い浮かべさせるような楽しい曲が多く、気分転換のためによく聴く。このロメオとジュリエットもプロコフィエフの作曲の妙が存分に発揮されていて楽しい。この中の一部が最近もテレビコマーシャルで流れていた。スクロバチエフスキーの指揮も抜群です。良い曲を良い指揮者で聴く。クラシック音楽は最高だ。

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  • ★★★★☆ 

    クラウス二世  |  大分県  |  不明  |  08/June/2006

    tomさんのおっしゃる通り、この曲の入門にふさわしいし、Gillesさんのおっしゃる通り演奏も素晴らしい。名職人スクロヴァチェフスキーの腕前を存分に堪能できる一枚である。あまり評価されていないのが不思議だ・・・。

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  • ★★★★★ 

    Gilles  |  東京都  |  不明  |  07/December/2005

    さして評価されないうちに格安発売となった録音ですが、中身は最高です。この指揮者の振るバルトーク同様、表面上は地味に聴こえますが、細部までキッチリ詰めたオケからプロコフィエフの音楽の美しさ、面白さが自然と伝わってきます。これぞ名人芸というやつでしょう。

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  • ★★★★★ 

    tom  |  東京都  |  不明  |  19/May/2005

    最初にプロコのロミジュリ聴くならこれでいいのでは?

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