Tchaikovsky Symphony No.4 : Schippers / Philharmonia (1957)+Prokofiev Symphony No.1 : Goossens / Pro Arte Orchestra (1958)etc
Customer Reviews
-
(0 posts)
-
(0 posts)
-
(1 posts)
-
(0 posts)
-
(0 posts)
Showing 1 - 1 of 1 items
-
ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 02/April/2013
シッパースとグーセンス、往年のレコードファンにとっては何とも懐かしい顔ぶれであります。さて、シッパースはチャイコフスキーの交響曲第4番。第1楽章はなかなかに気力のこもった演奏です。勢いというのではありませんが、ドラマティックな雰囲気があります。第2楽章は一転憂愁の歌を聴かせ、第3楽章は泡立つピツィカートの嵐。第4楽章は意外にもスピード感がありませんが、力感は十分。ま、なかなかの力演であります。録音が古いのでレンジが狭く、打楽器の音が軽くかつ明瞭でないのが惜しまれます。グーセンスの「古典」はやや乱暴な演奏。この曲の持つ皮肉や軽さが活かされていないように思います。でもまあこういうのもありでしょうか。以上、これらの曲の名演ディスクということではなく、往年の不遇な指揮者二人の遺産を聴いてみようという興味でお聴きになるのがよろしいでしょう(シッパースは病気で早逝。グーセンスはちょっとした事件で失脚)。0 people agree with this review
Showing 1 - 1 of 1 items