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Mozart (1756-1791)

CD "Complete Piano Sonatas, Piano Concerto No.24 : Gould(P)Susskind / CBC Symphony Orchestra (5CD)"

"Complete Piano Sonatas, Piano Concerto No.24 : Gould(P)Susskind / CBC Symphony Orchestra (5CD)"

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  • ★★★★★ 

    なるみとなりま  |  福岡県  |  不明  |  13/June/2016

    ベートーヴェンは自分のピアノソナタを演奏会ごとに全く違う曲のように弾いたと読んだことがある。今のクラシック音楽の世界の常識ではあり得ないことかもしれない。でもベーt−ヴェン以前のモーツァルト,バッハにおいても即興演奏が当たり前であり,音楽というか演奏行為自体が「即興」を意味していたと言ってもおかしくない。だからこそ当時の人たちはノリノリの「即興」音楽に魅せられて演奏会に足を運んだのだろう。当たり前だがベートーヴェン,モーツァルト,バッハのいずれも演奏する曲を楽譜に縛られる事無くその時の雰囲気や状況に合わせてノリノリの音楽にすることに長けていたのだ。それが彼らが活躍した時代から200年程経った現在,クラシックの音楽に「ノリ」を求めて会場に足を運ぶ人がいるだろうか。残念ながら,クラシックを嗜む(笑)のはノリを嫌い,音楽が楽譜通り奏でられ,演奏会が恙なく進行し幕を閉じるのを好む人たちばかりだ。そんな世界に嫌気のさしたグールドが録音する曲に(計算がされているとはいえ)彼なりの「ノリ」の世界を持ち込み,自ら楽しみ,聞く私たちに「このアプローチどうよ」問いかけていることを私たちはどう感じるだろうか。クラシックをクラシックとしてではなく今の音楽として楽しむ「ノリ」の良さを持っている方々にとっては素晴らしい高揚の体験を約束するものだと思う。それ以外の方はグールド「モーツァルトピアノソナタ演奏会」には足を運ばれない方が賢明だろう。

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  • ★★★★★ 

    輝音  |  東京都  |  不明  |  13/May/2014

    YouTubeでグールドのモーツァルトのピアノソナタ全曲を聴き、完全にノックアウトされてしまい、何度も繰り返し聴きました。 何度聞いても飽きないので、とうとう、このCDを買ってしまいました。 今でも繰り返し聴いています。 グールドのモーツァルトは好き嫌いが分かれる様ですが、一度YouTubeで聴いてみて下さい。 とにかく「トルコ行進曲付き」の第一楽章のテンポには本当にぶっ飛びます! でも、僕はグールドのモーツァルト大好きの1人です! 嫌いな人はそれで構いませんが、一度聴いてみない事には始まりません。 一度は是非!聴いてみて欲しい演奏です。 グールドのCDは本当に安くなりましたね。 でも、このシリーズのケースがちょっと壊れやすいので、要注意です。 それ以外に不服はございません。 グールド万歳! グールド永遠なれ! \(^^)/ (あとグールドの演奏でベートーヴェンのピアノ協奏曲第一番が特に好きです。)

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  • ★★★☆☆ 

    ジャン=ルイ  |  千葉県  |  不明  |  09/July/2013

    協奏曲は、ソナタと比べて没個性で、平凡にさえ思える。ソナタは、引き込まれる演奏である反面、強い拒否反応を覚える。 度肝を抜かれるようなテンポ設定は、モーツァルト演奏をBGMとして聴くことを許さず、鑑賞に専念させる呪縛力を持っているが、あまりに恣意的に思えて時に嫌悪感さえ覚える。 音楽理論などわからなくても、ただ音楽を聴くのが好きで30年以上聴いてきた。目に留まったレビューの書き込みに、レビューを書く資格云々の一文があって憤慨し、議論を戦わせる場でないことは承知のうえで、あえて異論を書き込みたかった。 このレビュー欄は、演奏を聴いたすべての人に書き込む資格がある。それ以上でもそれ以下でもない。 グールドのバッハ演奏は好きだし、CDもたくさん持っている。でも敢えて書きたい。モーツァルトのピアノソナタに癒しを求める聴き手として、この演奏は繰り返し聴きたいと思う演奏ではないし、ファーストチョイスの演奏でないことは間違いない。

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  • ★★★★★ 

    さくさくクランキー  |  東京都  |  不明  |  02/October/2012

    店舗で品薄になっていたので、きっと売れてるんだと思いまーす。注文して購入しました。とにかく安いもん。まとめてじっくり聞くにはいいですよ〜。品切れになる前に急いで〜

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  • ★★★★★ 

    CORGI  |  東京都  |  不明  |  01/October/2012

    しかしグールドをまるで「神聖化」するひとが(特に日本人の知識人に)多いと「私は」思う。(これは偏見かもしれないが)グールドが音楽史上、偉大な功績を残したのは確かだ。ただ、レヴューを書く者、最低限は「グレン・グールド演奏術」白水社。また他方で「グールドのシェーンベルク」また白水社から出版されているグールドの発言をおさめた本を「しっかり」読んだ上で、レヴューを書くべき。 「グールドの演奏は素晴らしい?」当たり前のこと、さらにグールドは必ずしも「楽譜」にとらわれなかったとも知るべきだ、その様なひとがグールドのレヴューを書くべきだと思う。精神論も結構、しかし人の心はひとつにあらじ。さてグールドの「ゴルトベルグ」の再録音において終わりのアリアにおいて「倚音ー解決音」(バッハの楽譜ではそうなっている。)グールドは和音で(つまり倚音なしに)終えている。わたしはグールドが再録音にあたって自身の「死」を感じていたようにならない。 それと、グールドがいわゆる「ヨーロッパ」を中心にに活動をしなかった。(本来なら所謂クラシックの演奏家はヨーロッパにアピールしたいものだが。) そこにはやはり、グールドは、ヨーロッパの慣習にとらわれない「カナダ」「北の人」だという部分が多々あると思う。荒涼たる地平に神(そこには倫理あるもの、熱帯的欲望と離れたそういうところでこそバッハがいるのだと思ったに違いない。同じことをニーチェもいってはいるのだがこのところのニーチェ人格者みたいな論評、本が出回っているがそれらの本はニーチェの本質にそむくものだ。彼が全てとはいわないが善人なんてなんでいえるのだろうか?彼は挑発すべき偉人なのだ。そのニーチェに「回答」を求めてはいけない。まず、ニーチェの問いかけに我々はたじろぐものだが、彼ほど人間に「本当にそれでいいのか?」といったひともいない。さらにそれは日本の三島由紀夫にもつらなる問題なのだが・・・ここはグールドに焦点をあわせよう。)グールドがもし。ウイーンに産まれていたら彼の演奏術もかわっていただろう。         シェーベルク、生誕百年にグールドはラジオ番組をくんだ。                討論式形態。         シェンーベルクのOP1をグールドは対論相手に聴かせます。(あの素晴らしい曲ですね。) 「まるで、ブラームスみたいですね。」と対論相手。 さらにこの対論相手「このピアノパートを弾いているのは誰ですか?」と問う。 グールドは「軽く」な〜に「ローカル・ピアニストですよ」とながす。 私はこの「ローカル」という部分は逆説的に「本来の、ヨーロッパの慣習にわたしはとらわれていないとの表明だと思います。」 グールドを崇めるのもいいが、グールドは西洋音楽の根本から(ニーチェ風にいえば)疑い自身の音楽感からはばたいていったひとなのだ。 東洋人である我々に何故、グールドに胸襟を開くのか。(グールド自身自分のレコードを一番購入してくれているのは日本人であると言明しておりました。) 私は日本人であるけど、やはりなぜか・・・グールドの音源を求めてしまう。 ここには音楽にまつわる「倫理観」が感じられます。 偏見かもしれませんが、他国のひとはまず「生演奏」の祭典を願う。   演奏会が終わる・・・ 「あ〜よかったですね」「まったく、そうでした。」 しかし、グールドの発想はこれらと無縁でした。 ひとは孤独になる時まさに自分自身に帰れるのだと・・・ レコードプレイヤーの前に祈る様に音楽に接するひとこそ「真の音楽」の理解者だとグールドは感じていた様ですね。 蛇足ながらグールドが演奏活動をしていた際の録音とコンサート・ドロップアウトした録音には「確かな」違いがあります。 レヴューを書かれる方、どうかそういう部分でお書きになったらどうでしょう? グールドがひとに与えてくれた芸術家として素晴らしいことを「ただ」レヴューに縷々と書いてもしょうがありません。 彼はもういないのですから・・・

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  • ★★★★☆ 

    蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  28/September/2012

    どなたでしょう?コメントもなくいきなりの3星の打ち込み。もしかするとCD化された90年に8800円も払わせられた腹いせかもしれない…と思っておきましょう。音質の悪さやなにやらかにやらあっても、教科書的ではなく、本当に音楽の流れの中にある本質を突き詰め、音楽とは何かを訴えかけるような、偏在無碍、天衣無縫に駆け巡るグールドの演奏はバッハも良いが、モーツァルトも絶対面白い。まあ狐にだまされたと思って聴いてもらえば、といえる価格でもあり最高かな。ちなみに20数年前、協奏曲もなくリマスタリングの成果も殆ど感じられない国内盤に8800円をに叩きました。で、5星を打ったら…。忸怩たる思いも少しは入れて星1つを減じます。あーあ情けない。

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