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Dvorak, Antonin(1841-1904)

CD Symphony No.9, Serenade Op.44 : Kertesz / Vienna Philharmonic, London Symphony Orchestra

Symphony No.9, Serenade Op.44 : Kertesz / Vienna Philharmonic, London Symphony Orchestra

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  • ★★★★★ 

    困ったお父さん  |  三重県  |  不明  |  17/July/2021

    演奏は、血気にはやるケルテスの指揮を「俺たちがなんとかするから好きにやっていいんだぜ!」的なウィーンフィルとの蜜月関係を感じさせる、そんな名盤です。冒頭すぐのティンパニーの連打を聴いてみましょう。凄い迫力がありますね。デジタル的で細かく、滑らかな音の風合いがありますよ。LPなどのアナログの音が好きな方はグランドスラム盤の方が良いかもしれませんが、この美しいエロクエンスのリマスターも侮れませんね。欲を言えばもう少しジャケットの絵、何とかならないものかな、と…。

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  • ★★★★☆ 

    k.k  |  大阪府  |  不明  |  04/September/2017

    かえすがえすケルテスが早世したのが悔やまれます。若くして、ウィーンフィル、ロンドン響と良い関係を築き名盤を残してくれました。この新世界も若々しいはつらつとした演奏で、チェコ・フィルのローカル色豊かな演奏に慣れているせいか新鮮に感じられました。ウィーンフィルハーモニーの新世界としてもベストに近い出来だと思います。

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  • ★★★☆☆ 

    Papachan  |  北海道  |  不明  |  27/August/2017

     正直、思い切り期待外れでした。世評が高い割には、なぜかいままで聴いたことがなかったので、聴いてみましたが……。勢いはあるが流れはぎくしゃく、とてもではないが感動できるものではありません。何度か聴き直した結果、どうやら、これはケルテスではなく、ウィーン・フィルに問題あり、というのが私の結論です。若きケルテスの棒より、自分たちのやりたい音楽をやりたいように歌いだす。それを指揮者は自分の音楽にしようと、必死にあおりたてる。そのせめぎあいを、世間では熱演とか刺激的とか受け取っているだけなのでしょう。皆さん、ウィーン・フィルの音は素晴らしい、と先入観や固定観念だけで聞いていませんか。いくら個人の力量が高くても、こんな勝手なアンサンブルではダメです! 指揮者とオーケストラが一体となって燃え上がるバーンスタインの旧盤(NYP)と比較すれば、その差は歴然。聴いていて、ケルテスが気の毒に思えてくる「新世界」です。併録のセレナードは大変な名演ですので☆3つにしますが、「新世界」だけなら☆2つがいいところです。

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  04/January/2013

    往年のウィーンフィルを駆った野心あふれる若いケルテスが遺した1枚。後年、ロンドン交響楽団と再録音していて、そちらの方が洗練度は高いが、サウンドの魅力もふくめて、勢いというか面白さではこっちだろう。特にウィーンフィルの響きと60年代のDeccaサウンドがこの名盤の価値を高めている。不慮の事故さえなければ、現代の巨匠の一角に名を連ねていることであろう。勿論、もっとスケールを追求した派手な演奏やチェコの演奏家によるお国もの、指揮者の個性やお国柄が出たユニークなものなど、名盤がひしめく中、この曲の演奏を語るにははずせない1枚だろう。管楽セレナードは、ロンドンの端正なWindがすがすがしい、この曲の代表的な名盤として定評の高いものだが、ウィーンの音を聴いてしまうと、なぜウィーンフィルのアンサンブルが使えなかったのか口惜しく恨めしく思われる。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  25/December/2012

     刺激的という点でフリッチャイ盤と双璧。ティンパニの強打は,どちらの演奏でも魅力ですが,ケルテスの方がやや荒っぽい。金管の咆哮もそう。つまりケルテスの方が荒々しい。対してフリッチャイは荒々しいというよりは“野趣”に富む,という感じ。  私のお気に入りは4点あり,このフリッチャイとケルテス,そしてカラヤンとノイマン(両者とも最後の録音)。勢いのある刺激的な前者2点に対して,見事な黄昏色に染まった後者2点。ほんと,色々なスタイルを受け入れる『新世界より』の懐の深さに感じ入る。そして,前者を聴くと後者が聴きたくなり,後者を聴いた後には,必ず前者を聴きたくなる。私にとって,どれかを1番に…なんてのは無理で意味のない話で,東西南北のように見事なバランスをもって存在している。「もう新たな出会いはいらないな…」という作品も何点かある。この『新世界より』もその一つ。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  25/October/2012

    ケルテスという指揮者は若くして亡くなった事への感傷的な想いも手伝ってそのレパートリー範囲のバリエーションの割りにはあまり酷評とは無縁であるようです。このようなオールマィティ指揮者って時々います(評論家次第・・?)。さてこのVPO振っての若きケネテス(1961年収録当時32歳)の「新世界」(タイム@9’41A11’44B7’36C11’03)、私も出だしの全総譜付きの見開きジャケットのLPを買い今も時折聴いております。何と言っても若さから来る演奏の魅力と言うのでしょう、かなりな年配老指揮者が演奏しても何か似合わない曲(この辺り難しい処)という先入観もあるかなぁとも思っております。ティンパニの壮絶な強打や金管の咆哮によって作品に生気をみなぎらせVPOの弦の美しさを最大限に引き出したりする若き指揮者の健闘ぶりがすばらしく私にはこの若きケルテスがかのVPOにあれだけの名演奏をさせ、VPO自体も持ち得る実力を最大限に発揮しこれに応えたこの演奏は録音の良さと共に強烈な印象を残しております。実はLP時代第9番「新世界」をこのVPOとの盤を買った途端LSOとのドヴォルザーク交響曲シリーズ(1962年以降収録)が発売され如何にビジネスでも何か割り切れぬ複雑な気持ちがしたものでその1966年LSOとの再録音演奏タイムは@12’33A12’30B7’24C11’17と一見して分かる様に第1楽章での反復演奏がタイム差に結びついております。併録の1968年LSOの管楽器のメンバーによる「セレナード」(タイム@3’21A6’11B8’30C6’05)も、HMVレビューそのまんまにノスタルジックな郷愁あふれる素晴らしい演奏です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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