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川口マーン惠美

Books 住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち 講談社+α新書

住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち 講談社+α新書

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    にゃおにゃお金  |  千葉県  |  不明  |  31/October/2016

    著者の川口氏に問いたい。 日本人の読者が、ドイツ人の書いた「住んでみた日本 8勝2敗でドイツの勝ち」という本を手にしたとする。ところが、中を読んでみると、「8勝2敗」と判定した根拠も示されていないし、そもそもそういう「作り」になっていない。表面的な分析や著者の主観的な感想ばかり並べ立てて、強引に「日本よりドイツの方が圧倒的に素晴らしい」という結論に持って行く。そんな内容の本を読んだら、「日本に長年住んだ経験がありながら、価値観や文化の違いも考慮せず、具体的なデータも裏付けも無しにドイツが日本より圧倒的に優位と断定するなんて失礼じゃないか」と憤るのが普通ではないか。ドイツ人全体に対する印象も一気に悪化するだろう。 残念ながら、貴方の上梓したこの本はそういうレベルの本。ドイツ人がどういう感想を持つか訊いてみたい。他国を引き合いに出して日本の優位性を論ずるならば、相手の国がグウの音も出ないような強固な裏付け、具体的なデータや数値の比較・分析が不可欠な筈。本書にはそれがまるで無い。杜撰極まりない。書かれている内容がどうこうという以前の問題。ドイツ人に失礼。 貴方は日本の現状をどれだけ理解した上で、日独間の比較をされているのか。 劣悪な労働環境、基礎的財政収支の黒字化さえ覚束ないのに税金の無駄遣いは野放し状態のこの国が、ドイツより圧倒的優位に立っているとは少なくとも私には思えないが。日本には独自の良い点がある事は間違いない。ただそれは他国との浅薄な比較で伝えるような事柄では無いのではないか。 内容の伴わないタイトル、結論ありきの薄っぺらな中身。「出版」は単なる「商売」と割り切っているのか、言論人としての矜持も責任感も無いのか。 どうお考えなのですか。

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