Piano Concerto No.10, Sonata : Larrocha, Previn(P)/ St.Luke's Orchestra
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チバリスト | 千葉県 | 不明 | 11/July/2021
ラローチャはお国もののアルベニスやグラナドス以外でもレパートリーにしているものが多く、ピアノの女王の称号をものにしていた。 その中でもモーツァルトは名盤が多いが、プレヴィンと組んだデュオは二人の向いている方向と遊び心が見事に一体となっている。 協奏曲の伴奏でも見事なサポートを見せるプレヴィン、ラローチャとの協奏曲の伴奏をもっと残してほしかった。0 people agree with this review
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 21/June/2017
天上の遊びは無限に続く 見晴るかす蒼天の下 微笑みの絶えない人の語らいも飽きることがない ソナタが一際楽しげで愉悦に浸れる ラローチャとプレヴィンの心そのままに和やかに過ぎてゆく時の美しさに気分も弾む 一糸乱れぬ演奏がこのソナタの性格を映し出す ドラマがないと言えばそれまでだが 多くを失いまた得られず足元が定まらなかったモーツァルトが斯くも柔和で楽観的な楽曲を書こうとは 当時の流行に沿って創作したには違いないが 闇にいて光を失わなかったのがモーツァルトでもある 対話というにはあまりに一体感があり2台のピアノで弾いていることを忘れさせるアンサンブルを聴くと やはり奏者の人柄を思わずにいられない それは音楽に何を求めているかという問いの答えにもなる ラローチャは無垢にモーツァルトの音楽世界を愛している プレヴィンはモーツァルト以上にラローチャと演奏する喜びが溢れている そんな風に私には聞こえるのだがいかがだろう 音楽の友は真の友 音楽を通して見える人間の美しさに惚れないようじゃ音楽はできない プレヴィンはラローチャと一緒にピアノが弾けて幸せだったろう0 people agree with this review
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akoko | 神奈川 | 不明 | 24/January/2008
これは実にチャーミングな魅力溢れる好演。老境に達した二人が、音楽の歓び、すばらしさを生き生きと、肩肘張らずに伝えてくれる。ラローチャもすばらしいが、プレヴィンのこの器用さには脱帽。現役の指揮者でこんなことできるのも、彼ぐらいでは。例のドラマ「のだめ」で使われていたが、主人公たちが老いたならば、こんな演奏をしているかも?2 people agree with this review
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