Symphony No.9, Te Deum : Eugen Jochum / Berlin Philharmonic (1964)(Single Layer)
Customer Reviews
-
(0 posts)
-
(0 posts)
-
(1 posts)
-
(0 posts)
-
(0 posts)
Showing 1 - 1 of 1 items
-
robin | 兵庫県 | 不明 | 04/March/2024
このヨッフムの演奏を聴くとシューリヒト・ウィーンの9番がいかにすごい演奏かが分かる。ヨッフムも決して悪くはないが、弱音の経過句や強音部の深々した趣などはるかにシューリヒトが上だ。余談になったが、ベルリンフィルの機能的で艶やかな響きは捨てがたいと思うが、惜しいかな、地上の響きに留まって天上にまで達していない感があり、強音などかなり人間臭さを感じる。初期作品ならそれでも良いだろうが、後期作品7,8,9番では突き抜けた純粋な響きが欲しくなり、ちょっと底が浅い演奏という気がする。しかし、ベルリンフィルの管と弦の上手さはさすがだと思った。音色、音質の違いは演奏に反映するだろうから、外盤も聴いてみたい。0 people agree with this review
Showing 1 - 1 of 1 items