Il Barbiere di Siviglia : James Levine / London Symphony Orchestra, Beverly Sills, Nicolai Gedda, Sherrill Milnes, Ruggero Raimondi, etc (1974-75 Stereo)(2CD)
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angel | 東京都 | 不明 | 10/September/2023
懐かしい往年のメゾソプラノ、フェドーラ・バルビエーリが、ベルタの役で頑張って歌っているのが嬉しい。かつてはロジーナも歌っていただろうメゾも、もはや声を失いまさに老婆の声、他の端役でもいくつか録音を残しているが、彼女のオペラ愛に、星を残したい。全体の出来も良いと思う。シルズもゲッダも今はなく、懐かしさで一杯。昔は良かった。0 people agree with this review
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 11/June/2023
ミルンズ、シルズ、レヴァインとアメリカ人が並んだ「セビリアの理髪師」。レヴァインはともかくミルンズとシルズは日本ではめっぽう評判が悪い。大体表面的な歌唱と片付けられる。しかしこの演奏なかなかいいのだ。ミルンズはたしかに声の力で押すところがあるが芸達者で充分楽しませてくれる。シルズも声が不安定に揺れる癖があるものの、とても軽やかにロジーナを歌っておりすました表情が魅力的。ベテランのゲッダの余裕あるアルマヴィーヴァ、カペッキ、ライモンディら脇の歌唱も充実。そしてなによりレヴァインの生気に満ちた指揮がいい。レヴァインはこの頃がピークだったと思う。アバド、パタネに及ぶかと言われればそれはないが、名演奏のひとつだと思う。宣伝文句に「まるでヴェルディのような」とあるが、私は全くそう思わなかった。0 people agree with this review
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