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Sibelius (1865-1957)

CD Complete Symphonies, Orchestral Works : Paavo Berglund / Helsinki Philharmonic (5CD)

Complete Symphonies, Orchestral Works : Paavo Berglund / Helsinki Philharmonic (5CD)

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    白文鳥  |  愛知県  |  不明  |  30/July/2021

    バルビローリのリマスターboxがあまりにも良かったので、シベリウスの棚を漁ってみたらベルグルンドの当盤があった。ボーンマス盤やECO盤も聴いた記憶があったが、やはりヘルシンキ盤がベストだろう。本場のオケ、という理由ではなくその解釈に対してだ。個人的には、4番以降のシベリウスの交響曲は、どこの国のオケでも構わない。曲調そのものがオケの音色や実力を凌駕していると思うからだ。さて当アルバム。ベルグルンド特有の早めのテンポでグイグイと前進していくのだが、聴いているうちにテンポが速いことなど忘れてしまい、シベリウスの世界に誘われていく。3番、4番、6番は数あるシベリウスの中でも上位に位置するだろう。サロネンが全集を作ってくれるまでは、何度も繰り返し聴くことになるのだろう。

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  • ★★★★★ 

    困ったお父さん  |  三重県  |  不明  |  21/July/2021

    ベルグルンドには3つ全集があるのでどれにしようかと迷ったところ、クレルヴォ交響曲とフィンランディアが収録されているところから当全集に決めました。そのクレルヴォ交響曲、期待せずに聴いたのですが意外(シベリウスさんごめんなさい)に面白いじゃないですか!交響曲と言うより交響詩を4つ聴いたような感じで、透明でスケール感のある録音と相まって心の中で「いいね!」してしまう名演です。第1番から第7番も作品への共感に溢れ、練りに練られた表現は母国フィンランドへの「愛」すら感じます。

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  • ★★★★★ 

    I.O.U  |  北海道  |  不明  |  17/July/2021

    シベリウスの交響曲はカラヤンばかり聴いていたが、他の演奏も聴いてみようと思いベルグンドの指揮のものを新旧聴いてみたが、演奏の透明感、冷えた空気感と燃え盛る火のような表現の対比が素晴らしいと感じた。 ご当地ものはやはり聴いてみるものですね・・・ オススメ!

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  • ★★★★★ 

    Tan2  |  神奈川県  |  不明  |  16/July/2021

    ああ、このセットもこんなに安くなったのですね。 フィンランド人指揮者が、フィンランドの代表的なオケを振ってのシベリウス。他国の人間がとやかく口を出せるような演奏ではありません。 イギリスの演奏家の微温的・ノスタルジックなシベリウスではなく、厳しい冷徹なシベリウス。 好みはあろうかと思いますが、シベリウスの一つの代表的な演奏として、この値段なら絶対に持っていて損はありません。 神秘的な第4番、第7番など、やはりこの演奏を一度聴いておくことが必要かと思います。人生の最後の30年間に全く新作を公開することがなかった「ヤルヴェンパーの沈黙」に思いをはせる上でも。

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  • ★★★★★ 

    風信子  |  茨城県  |  不明  |  13/November/2017

    5番から7番までをすでに聴いている(レビューも書かせていただいた) ここでは”4番”までを聴く 乱暴を承知でベルグルンドのシベリウス観を云えば 非ロマン主義で脱民族主義の音楽そして表現主義の先駆けという捉え方がこうした演奏を産んだ 第1番の冒頭クラリネットとティンパニのソリが象徴している 情緒性を排した奏でに違和感を覚える人はシベリウスをロマンチックに見ている シベリウスの交響曲は作曲者の内面を吐露したものと考えるベルグルンドと相容れない この個人主義は突き詰めればフィンランド気質でもある スラヴ人気質とは一線を画す 赤信号みんなで渡れば怖くないというどこかの島国根性では理解できない 侵略され蹂躪されたのは国家民族ではない 私なのだ 私があって初めて一族も国も存在する 独立への闘争を人任せにはできない だからこの演奏の随所に見られる暴力的とも言える攻撃性にたじろぐ人もあろう 頬を紅潮させ涙ぐみ聴く人には胸に迫る音楽と演奏だ 番号を追ってより内向的になる交響曲は取っ付き難く感じられるものだ だがここにシベリウスの詩と真実があからさまになっている このシベリウスの現代性は個人から発して普遍なるものへと転化し フィンランドの心を救い世界へ飛び出て人類の心に届いた ベルグルンドは伝達の使徒となった お聴きになっては如何 

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