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Beethoven (1770-1827)

CD Complete Symphonies, Missa Solemnis, Overtures, Choral Fantasy : Wolfgang Sawallisch / NHK Symphony Orchestra (1970 Stereo)(7CD)

Complete Symphonies, Missa Solemnis, Overtures, Choral Fantasy : Wolfgang Sawallisch / NHK Symphony Orchestra (1970 Stereo)(7CD)

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    Cherubino_492  |  東京都  |  不明  |  17/March/2021

    集中力の高い大変に充実した演奏。半世紀前に既に日本のオーケストラはこれだけの高みに達していた。現在と最も違うところは響きの質に豊かさが欠けるところで、これは録音の古さだけではなく実際にこういう音がしていた。サヴァリッシュは細部まで意思を徹底させていて、表情はかなり入念なもの。テンポの揺れ、強弱の質など細かく繰り出す。これにオーケストラが良く応えている。サヴァリッシュがバイロイトに登場した頃はその清新な表現が新しい世代の指揮者という位置付けだったと思う。しかしここでは、もちろんロマンティックに崩れることはないものの、今の感覚からすると古風なアゴーギクが多々あるし、いかにもドイツ的な大きなタメを作って開始される曲(ツィクルス冒頭のエグモントなど)もある。指揮者によっては流れ重視のところも、ぐっと踏みしめるように着実にオーケストラを鳴らし切るのも特徴だ。慣習的な楽譜の改変については当時としてはこれでも楽譜に忠実な演奏となるのだろうか?「エロイカ」は重厚な響きで開始されたあと第1主題が柔らかな表情を交えてニュアンス豊かに演奏され、表現の幅を感じる。しかし曲によってはやや単調に感じた部分もある。合唱幻想曲のピアノは自由な即興性よりも気迫が上回っていて、全体の方向性の通り。声楽は独唱も合唱も良い出来。特に30代の大橋国一の堂々たる美声が嬉しい。4年後の早世が惜しまれる。音質は明瞭でノイズも少なく安定している。音場が平面的に展開する典型的なNHK-FM放送のもの。ピアノがオンマイク過ぎる所に時代を感じる。

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    boss  |  長野県  |  不明  |  21/March/2018

    ベートーヴェンに対するサヴァリッシュ先生の熱い思いに共感するN響の、まさに会心のライブ録音!情熱的でありながら、スコアの隅々まできっちりコントロールされた、オーケストラサウンドの素晴らしさ!要所要所でティンパニーが楔を打ち込む、これぞベートーヴェン!ブラームス、ベートーヴェンと続くN響とのライブ音源の発掘にますます拍車がかかる事を切に願います!次はブルックナーかなー、シューマン、メンデルスゾーンも素晴らしいしなー

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