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田畠裕基

Books ブラッククローバー 16 ジャンプコミックス

ブラッククローバー 16 ジャンプコミックス

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    シャイニー  |  東京都  |  不明  |  11/June/2021

    【巨大ロボバトル】 魔法の属性が家を操る事、というのも珍しいのですが、今回は館を巨大ロボットのように使ってのバトルです。 一方、敵のサリーちゃんは、新しいアイテムを使ってサラマン君を巨大化させます。 なんだかスーパー戦隊のロボット戦の様相でした。 巨大戦ということで、いつもより量感のある戦いが楽しめます。 【頂上対決】 アネゴレオンさんやノゼル兄様など主力が白夜の魔眼本部を攻める中、首領のリヒトが単身魔法帝に挑みます。 大蛇丸と火影もそうでしたが、ハイレベルな戦いが見られました。 さしもの魔法帝も、リヒトには一筋縄ではいきません。 しかも魔法帝は、国を守りながらの戦いなので、決着まで毎週ワクワクしつつも、ハラハラとさせられました。 【受け継がれる希望】 人は死んでも志は生き残る、ということはありますが、ゾラさんの父親・ザラさんや魔法帝ユリウスの意志は、 アスタやゾラさんに受け継がれていきます。 アスタとザラさんは直接面識はありませんが、見えないところで、改革の流れはつながっていると感じます。 エルフ族との歴史問題など、これから背負うモノも多くなりそうですが、その分応援したくなります。 【絶望的な状況】 魔法帝の死亡だけでもかなりの痛手でしょうが、さらに敵が魔石を集めた転生魔法を使用し、 クローバー王国の魔法騎士をかつて滅ぼされたエルフ族に無理矢理転生させます。 敵方のリヒトやライアにとっては戦力の大幅アップ、クローバー王国としては大幅ダウンなので、 相当に絶望的な戦況になります。敵方は人間に恨みが深く、しかも転生して敵になった場合は、 能力も強化されるので、ノエルやミモザもピンチに陥ります。 【アスタ流国家改革】 元々敵方の話も聞いてみようという方針のアスタですが、今回は自爆しようとするライアを止めました。 しかも、幹部クラスのライアを圧倒していたアネゴレオンさんに凄まれても意志を通しています。 アネゴレオンさんには、自分が魔法帝になった場合のビジョンも語りました。 アスタは社会の底辺スタートでしたが、底辺からの改革が丁寧に描かれていると思いました。 王道少年漫画としても楽しめますし、テロ対策や国家改革の作品としても楽しめるのが、 ブラッククローバーという作品の面白いところであり、個性的なところかと思います。 改革派と言っても、打切られたサヨク漫画との決定的な違いは、「政権批判はせず、ビジョンを示す」こと。 (ミクロな事に文句を言うことはありますが、マクロな事は批判しません。この辺はルフィと同じ。) U19などは真逆で、「ビジョンを示さず(または絵に描いた餅だけ)、政権・社会等マクロ批判ばかりする」ですが、 コレをやって打ち切られる漫画はアカボシ時代から多いですね…

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