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Mahler (1860-1911)

Hi Quality CD "Symphony No.6 ""Tragic"", Songs for a Lost Child Leonard Bernstein & Vienna Philharmonic Orchestra, Thomas Hampson (2CD)"

"Symphony No.6 ""Tragic"", Songs for a Lost Child Leonard Bernstein & Vienna Philharmonic Orchestra, Thomas Hampson (2CD)"

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Showing 1 - 8 of 8 items

  • ★★☆☆☆ 

    ♭hide  |  千葉県  |  不明  |  03/September/2021

    レナード・バーンスタイン指揮ウィーン・フィルによるマーラーの交響曲第6番のCDを初めて耳にしたが、彼のアプローチは、他の交響曲と同様に濃厚さの極みといえよう。テンポの緩急や強弱の変化、アッチェレランドなどを大胆に駆使し、これ以上求め得ないようなドラマティックな表現を行っている。しかし、ぼくは、まったくシンパシーを感じない。結晶度不足でうるささを感じてしまうからだ。奇しくも、UNOコーホー師の感想を読むことが出来たが、何たる偶然であろうか!師も「結晶度不足といえよう。」として、評価をしていない。ぼくの感想とそのまま同じことを述べているのに過ぎないのだ。同曲の最高の名盤として、ノイマン/チェコフィル盤、プレートル/ウィーン響盤を同卒首位としているが、ぼくはどちらもとらない。 ジークハルト/アーネム・フィル盤、クルレンツィス/ムジカエテルナ盤を合わせて持つことが賢明といえよう。

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  • ★★★★☆ 

    gakusei  |  北海道  |  不明  |  06/July/2021

    バーンスタインとウィーン・フィルによるマーラーの演奏に特有の遅いテンポと激しさで表現されている。しかし、私にとってはバーンスタインとニューヨーク・フィルの60年代の録音でのスピード感と明快さに惹かれてしまう。

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  • ★★★★★ 

    ルシータ  |  東京都  |  不明  |  28/November/2015

    この第6番、神がかりというか狂気というか、凄まじい限りです。物凄い演奏です。

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  • ★★★★★ 

    井熊  |  静岡県  |  不明  |  27/October/2014

    全集のノーマルスペックCDにしておくにはあまりにももったいない名演です!是非ともSACDシングルレイヤー、又はブルーレイオーディオで再リリースを望みます!

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  21/March/2011

    マーラーの第6は、マーラーの数ある交響曲の中でも少数派に属する、4楽章形式を踏襲した古典的な形式を維持する交響曲である。「悲劇的」との愛称もつけられているが、起承転結もはっきりとしており、その内容の深さからして、マーラーの交響曲の総決算にして最高傑作でもある第9を予見させるものと言えるのかもしれない。マーラーの交響曲には、様々な内容が盛り込まれてはいるが、その神髄は、死への恐怖と闘い、それと対置する生への憧憬と妄執であると言える。これは、第2〜第4のいわゆる角笛交響曲を除く交響曲においてほぼ当てはまると考えるが、とりわけ第9、そしてその前座をつとめる第6において顕著であると言えるだろう。このような人生の重荷を背負ったような内容の交響曲になると、バーンスタインは、正に水を得た魚のようにマーラー指揮者としての本領を発揮することになる。本演奏におけるバーンスタインのアプローチは、他の交響曲と同様に濃厚さの極み。テンポの緩急や強弱の変化、アッチェレランドなどを大胆に駆使し、これ以上は求め得ないようなドラマティックな表現を行っている。それでいて、第3楽章などにおける情感の豊かさは美しさの極みであり、その音楽の表情の起伏の幅は桁外れに大きいものとなっている。終楽章の畳み掛けていくような生命力溢れる力強い、そして壮絶な表現は、我々聴き手の肺腑を打つのに十分な圧巻の迫力を誇っていると言える。そして、素晴らしいのはウィーン・フィルの好パフォーマンスであり、バーンスタインの激情的とも言える壮絶な表現に、潤いと深みを加えるのに成功している点も高く評価したいと考える。これだけの超名演であるにもかかわらず、影響力のあるとある高名な音楽評論家が、バーンスタインの体臭がしてしつこい演奏などと難癖をつけ、ノイマン&チェコ・フィル盤(1995年)や、あるいは数年前に発売され話題を呼んだプレートル&ウィーン交響楽団盤(1991年)をより上位の名演と評価している。私としても、当該高名な評論家が推奨する2つの演奏が名演であることに異論を唱えるつもりは毛頭ない。しかしながら、本盤におさめられたバーンスタイン&ウィーン・フィルの超名演を、これら2つの演奏の下に置く考えには全く賛成できない。マーラーの第6のような壮絶な人間のドラマを表現するには、バーンスタインのようなドラマティックで壮絶な表現こそが必要不可欠であり、バーンスタインの体臭がしようが、しつこい演奏であろうが、そのような些末なことは超名演の評価にいささかの瑕疵を与えるものではないと言えるのではないか。むしろ、本超名演に匹敵し得るのは、咽頭がんを患った後、健康状態のいい時にのみコンサートを開催していたテンシュテット&ロンドン・フィルによる命がけの渾身の超名演(1991年)だけであり、他の演奏は、到底足元にも及ばないと考える。併録の亡き子をしのぶ歌も超名演であり、バリトンのハンプソンの歌唱も最高のパフォーマンスを誇っていると高く評価したい。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  31/January/2011

     あな恐ろしや、優れた音楽、芸術は、時代を予言してしまうと言う、超ド級の発狂すれすれの音楽を、晩年のバーンスタインとウィーンフィルが、繰り広げる超ド級の音楽世界。悲劇、悪夢、ここまでやらずとも、でも演奏してしまった歴史的名盤。これに並ぶのは、テンシュテット位か?深い、怖ろしい、ひとりの天才と経験を積んだ名オーケストラの20世紀の名演の記録。

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  • ★★★★★ 

    51さい  |  北海道  |  不明  |  04/January/2011

    マーラーの交響曲では聞きなれない音がたくさんでてきます。第6交響曲では、第4楽章の最初の音。ベースと鉄琴とハープが不思議な音を奏でてからメロディーが始まります。その他、ヘルデングロッケン?ホルツグラッパー?むち?ハンマー?タムタム?低い音の鐘が2つ以上?も聞こえるはずです。ハンマーの音はカチンでもカーンでもなくベチッという感じの大きな音。夜ヘッドホンを使って眠りながら夢心地で美しい音楽に浸っていると最後に心臓が飛び出るくらいのでっかい音でばっちり目が覚めます。録音も演奏もばっちりです。ジャケットデザインはちょっと怖い感じできれいです。

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  • ★★★★★ 

    Straussist  |  香川県  |  不明  |  12/October/2010

    私にとって、クラシック音楽、マーラーそしてバーンスタインと初めて出会うことになった演奏である。それまで、クラシックどころか音楽そのものに興味がなかったが、このバーンスタインとウィーン・フィルによるマーラーの第6番を聴いたことにより、以後今日までクラシックの魅力に嵌ってしまった。マーラーの交響曲第6番は、マーラーの作品の中で最も感情の起伏が激しく表現主義を先取りした作品であるためか、多くの指揮者が突撃するような速いテンポで演奏している。しかし、バーンスタインの指揮はテンポは遅いであるにもかかわらず、他の指揮者の演奏が陳腐な物にしか聴こえてこないほどに壮絶な演奏を繰り広げている。この演奏に立ち会った佐渡裕は、バーンスタインはマーラーの6番をマーラー自身の悲劇、そして二つの世界大戦とユダヤ人の大量虐殺という人類の悲劇を予言したものとして表現したかったのだと証言している。そのためか、暴力的な音(特に最終楽章のコーダ!!)で表現されているにもかかわらず私は深い感動を覚える。このような指揮をしたバーンスタインは本当に凄いが、バーンスタインの指揮に破綻することなく反応してこれ以上のない最高の演奏をしたウィーン・フィルも絶賛したい。1966年の初共演以来、相思相愛の関係であったバーンスタインとウィーン・フィルによる究極の名演奏である。

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