Dvorak, Antonin(1841-1904)

CD Sym, 8, 9, : Levine / Skd

Sym, 8, 9, : Levine / Skd

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    かんたあびれ  |  神奈川県  |  不明  |  07/November/2019

    極めて魅力的なドヴォルザーク。まず8番、レヴァインは名門オケを自在にコントロールしながら、絶妙な語り方で音楽を進めていく。第一楽章。交響曲でありながら、まるでドラマのシーンが次々と展開していくように、聞き手を飽きさせない。オペラを得意とする指揮者だからだろうか。その音楽センスの良さは抜群で、泥臭さは無縁。所々管楽器を控えめに鳴らし弦楽器の美音を聴かせてくれる。第三楽章は歌い回しが素晴らしいし、間合いも絶妙。終楽章もオケの分厚い音色を活用しながら、実に生き生きとした音楽を聴かせてくれる。9番も緩急自在のメリハリのきいた音楽。そこにオーケストラの重厚さが加わり、そのスピード感にワクワクする。決して恣意的でなく自然な音楽になるのは、やはり指揮者の天才によるものか。第二楽章は精緻なアンサンブルで音楽は滔々と流れる。ノスタルジーよりも、幼き日の思い出と表現すべきか。第三楽章は引き締まった音楽、終楽章はオーソドックスなテンポで始まるが、変幻自在な音楽。フレーズの一つ一つにセンスが感じられ、説得力がある、オーケストラが自発的にて音楽を奏でていく。指揮者の音楽性と伝統あるオーケストラとの見事な融合。もっと早く出会えば良かった。

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    ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  19/May/2013

    ドレスデン・シュターツカペレは、誰の指揮であってもその管弦楽の響きが聴ければ満足できる、フル・オーケストラとしてはおそらく世界唯一の楽団であろう。ドヴォルザークは、民族性を強調するよりも、楽譜をしっかり鳴らすことと全体の構成と演出をしっかり組み立てるほうがよい演奏になると思う。この演奏はまさにそういう演奏だ。レヴァイン自身の判断でドレスデンの美音を最後まで活かそうとしたせいか、プロデューサーと録音技師の要望を容れたせいか、どちらの曲も終楽章の熱狂的な盛り上げを抑制している印象がある。それはそれで、全曲がよいバランスにまとまり、何度も聴きたくなる。

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