Lament: Kakhidze / Tbilisi So Kremer(Vn)M.deubner(S)
Customer Reviews
-
(1 posts)
-
(0 posts)
-
(0 posts)
-
(0 posts)
-
(0 posts)
Showing 1 - 1 of 1 items
-
たりん | 新潟県 | 不明 | 24/April/2013
約40分の単一楽章による。不在の悲しみの形をした一曲。旋律は虚脱感に満ち、乏しい。ふと焦燥感に駆られて叫びだしたくなるが、その叫びはどこにも届くことなく途切れ、無力に崩れ落ちる。甘い感傷に身を浸したくなるが、美しいメロディを最後まで歌いきることができない。そして再び影が差し、嘆きに身をよじらせる。どこまでもカタルシスに到達することができない、苦しい音楽だ。ときどきソプラノが祈るように言葉を口ずさむが、その言葉はぼんやりとして聴き取ることができない。カンチェリの音楽の中でも、最も胸を深く抉る作品の一つだろう。 新潟を拠点に活動する現代舞踊集団Noismの作品の中で、金森穣がこの曲を使用していたの聴いて、私はこの曲を知りました。2 people agree with this review
Showing 1 - 1 of 1 items