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Mozart (1756-1791)

DVD Don Giovanni : Siepi, Ernster, Grummer, Dermota, Della Casa, Furtwangler / Vienna Philharmonic (1954)

Don Giovanni : Siepi, Ernster, Grummer, Dermota, Della Casa, Furtwangler / Vienna Philharmonic (1954)

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Showing 1 - 8 of 8 items

  • ★★★★★ 

    TG  |  兵庫県  |  不明  |  22/December/2014

    フルトヴェングラーのオペラDVDが入手できると知って、ためらわずに買いました。視聴するまでは、音はともかく、映像は正直あまり期待していなかったですが、発色以外は素晴らしいものでした。色は良くても、オペラDVDとしてこれよりダメなものはいくらでもあります。値段も含めて非常に良い買い物でした。

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  • ★★★★★ 

    西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  23/January/2013

    フルトヴェングラーはベートーヴェン以降の交響曲やワグナーでは筆頭にあげられることの多い指揮者だが、素人耳にはよくわからず曲に嗜好もないため愛聴盤はありません。しかし、本盤の序曲をみるとやはり別格らしい。あの小生意気なフィルハーモニカーが上っ面だけではなく心底畏敬しています。デモーニッシュでならした方だからモーツァルトのオペラで最適なのは本曲でしょう。そして、長大な曲なのに緩みなく進行させていき一瞬たりとも退屈することはなくさすがです。歌手に移ると声で不満な方はいません。映像作品ですから容姿・演技が問題になります。中核になるのは主従コンビでこれが良くないと漫才もとい、話になりません。シェピはスペインだけでも1003人(毎日おとしたとしても3年弱)が納得のかっこ良さ、ドンナ・エルヴィラとのやりとり、フィナーレの地獄落ち(ジャケットご参照)など演技も上手でたぶんDVDで見れる最上のドン・ジョバンニでしょう。レポレロは主人の自由奔放な生き方に眉をひそめる半面、憧れるところもあるという役で、一般サラリーマンの立ち位置です。一見ザキヤマを連想するエーデルマンの演技は秀逸で、お膳立てしてもらいながら持て余す場面など草食系は身につまされます。このコンビの生きの良さ、躍動感が全編を引っ張っていくのが素晴らしい。女声で最重要なのはドンナ・エルヴィラでしょう。デラ・カーザは美しく問題ありません。同じプロダクションのCDではシュワルツコプフがつとめているが、スタイルはまさるかもしれないが、二心ありそげなところがふさわしくなくドンナ・アンナのほうがむいているでしょう。そのドンナ・アンナですが、前歯が欠けているのがいただけません。トゥーランドットのリュウ役でガスディアがやはり歯欠けでしたが、オペラ歌手の発声は前歯によくないのでしょうか。舞台に立つのなら義歯を入れる配慮は当然で、そうすれば何とか見れそうなだけに残念です。ツェルリーナは寸詰まりの大昔美人で、ドン・オッターヴィオも同情されない役柄がさらに増幅しそうな爺むささです。これら2役で容姿優先で選択するならムーティ/スカラ座盤があるが、それではいささか本末転倒でしょう。ドン・ジョバンニはスカートをはいていれば後は拘泥しないということで。カラーですが口パクらしく観客の気配もありませんが、これから始まる一連のオペラ映画のなかでは珍しくも成功している作品だと思います。なお、騎士長の石像がピンボケになる箇所がありますが、霊と表現するためわざとそうしているものと考えます。

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  • ★★★★☆ 

    White_Bone  |  愛知  |  不明  |  23/January/2009

    終幕近く騎士長の一部映像が甘くなるほかは、50年前の映像としては問題はない。 別録りの音声全域にやや癖があり、少し耳障りである。 配役は、名のみ高くとも画像でしか観たことがない歌い手の映像にふれて、感慨一入。 フルトヴェングラーはじめ、早々たる顔ぶれで、当方の「不純」な意に反して、力みのない芳醇な大人のモツァルトを聞かせてもらった。

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  • ★★★★★ 

    kazu  |  東京  |  不明  |  30/November/2008

    20世紀の遺産たるオペラ映画だろう。シェピのドン・ジョヴァンニが素晴らしく、流石にこの曲を十八番にしているだけのことはある。ドンナ・エルヴィラが実演ではシュワルツコップだったのに残念。やはり彼女の歌唱で観たかった。レポレッロがコレナであればシェピとの黄金コンビだっただろう。そういった小さなことは抜きにして、ドン・ジョヴァンニ映像の原点たる録音に耳を傾けたい。なお、フルトヴェングラーは52年の大病後、指揮棒を激しく振るやり方から、重厚なものに変わっている。音楽もデモーニッシュ。あと、もう少し画質が良ければな

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  • ★★★★★ 

    ito  |  横浜  |  不明  |  03/February/2008

    20世紀最高のドン・ジョヴァンニ歌手と言えば、エツィオ・ピンツァとチェーザレ・シェピの2人のバス・バリトンと相場が決まっている。ワルターもメトではピンツァを重用していたし、さすがに50年代に入りピンツァが引退すると、その位牌をついでシェピが登場。ザルツでもシェピ起用している(後をついだミトロもシェピを起用)。実演ではドンナ・エルヴィラがシュワルツコップだったのが、デラ・カーザに代わったので不安だったが、やるせない女心を見事に表現(美貌も流石!)、当時54歳のベルガーの美声に至るまで見事なオペラ映画である。

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  • ★★★★★ 

    フムフム  |  宮崎  |  不明  |  08/August/2006

    これまでは切れ味鋭いハーディング盤に惹かれていたのだが、このフルトヴェングラー盤を観て、これがドン・ジョヴァンニの原点なのかなと私も思った。とにかくシエピが比類なく素晴らしい。このときシエピは31歳だったそうだが、その若々しさと硬軟自在の演技が大変魅力的で、相棒のエーデルマンやまだ25歳のベリーも芸達者ぶりを存分に発揮している。音声と映像が別撮りの映画仕立て(当時はそうだろう)のためか映像のアングルもよく考えられていると思う。

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  • ★★★★★ 

    カルロス・ファン  |  東京都  |  不明  |  29/January/2006

    現代の刺激的な演奏になれた耳からすれば分厚い響きやゆっくりとしたテンポを批判したくもなるが、そうしたことを超えて、この演奏が《ドン・ジョヴァンニ》の原点のひとつであることに間違いはない。デモーニッシュなモーツァルトという点で、この演奏を上回るものは、いまだに現れていない。フルトヴェングラーはもちろん、往年の名歌手たちの姿を観られるのはうれしいかぎりだ。オペラ好きにとって、教科書的な一枚といってよいだろう。

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  • ★★★★★ 

    haru  |  宝塚  |  不明  |  07/October/2004

    シエピの演技が最高で、もうこの人にはこれ以上言うことがありません。特にTV世代に育った自分には強烈な印象を与えました。いったいTVドラマでいう“演技”とはなんなのでしょうか。同じ言葉を使うのが恥ずかしくなります。フルトヴェングラーのカラー映像も貴重です。字幕はないのですが、廉価ながらディスクやブックレットの仕様もきちんとしており、お薦めできます(値段が安いのは単に輸入版だからです)。ただ、演奏のテンポが生ぬるく、私の思う理想のドン・ジョバンニ演奏とずれがあるので−1点としました。

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