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Strauss, Richard (1864-1949)

SACD Der Rosenkavalier : Karl Bohm / Staatskapelle Dresden, Schech, Seefried, F-Dieskau, Streich, etc (1958 Stereo)(3SACD Single Layer)

Der Rosenkavalier : Karl Bohm / Staatskapelle Dresden, Schech, Seefried, F-Dieskau, Streich, etc (1958 Stereo)(3SACD Single Layer)

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  • ★★★★★ 

    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  14/February/2010

    カラヤンのDVD(60年)は最高だと思う。クライバーもまた素晴らしい。が私はベームの薔薇(当盤および69年ザルツブルクライブ)も欠くことができない。当盤は歌手も魅力的だ。何といってもゼーフリート(カラヤンは当時オクタヴィアン歌いとして人気絶頂だった彼女を起用したかったそうだが何故かレッグの反対で実現せずルードヴィヒにお鉢がまわった)、オックスでエーデルマン同様の評価を得ていたベーメがこの録音の価値を高めている。シュトライヒも可憐。これでもし元帥夫人がリザ・デラ・カーサだったら完全にカラヤン盤の対抗馬たりえただろう(シェヒも少しも悪くはないのだが)。ベームが明確にシュトラスウスのスコアを音にするさまは痛快とも言え、陶酔に走るのではなく、当初はオックスが主人公として構想されていたこのオペラのブッファの精神が生きている。かといって明快一方でなくこの演奏にロマンをも与えているのは、シュトラウス演奏の伝統を誇るSKDの自発性豊かな演奏。弦、管ともチャーミングな表情がなんとも言えない。私はこの盤をじっと聴いていると58年を越えて、戦前のベームとシュトラウスの活躍していたころのゼンパーオーパーに自分がいるような気になることがある(当時を知る団員も大勢いたのではないか)。演奏の魅力に加え、シュトラウス演奏史を考える上でも是非一聴をお勧めしたい

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  • ★★★★★ 

    pie  |  名古屋市  |  不明  |  03/June/2008

    「ばらの騎士」の個人的なベスト3は、Eクライバー、クナ、それにこのベーム。共通するのは歌芝居としてのホフマンスタール=シュトラウスをよく理解していること。この他にも、ライナー、ケンペ、クラウス等作曲者と交流の深かった指揮者の演奏はみなそう。ゴージャスにオケを鳴らすオペラではない。歌手では、ゼーフリート、シュトライヒ、ベーメがベストの出来。録音が冴えない点のみ残念だが、カラヤン並みは維持

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  • ★★★★☆ 

    きよん  |  東京  |  不明  |  01/March/2006

    これぞ真正のシュトラウストーン.まさに銀細工の薔薇の輝き,水晶のような透明の響き.情や雰囲気に流れない硬質の音楽美がある.ヴィーン情緒などと称して甘たるい音色でこの曲を演奏するのが好まれる傾向があるが,それはこの曲の本来の姿ではないと思う.ただ,ベームのスタ録にありがちな欠点として,生きた音楽ではなく博物館の陳列品のようになってしまっている傾向は否めない.

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