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Review List of huhuhum 

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     2021/02/24

    私が初めて読んだレーヴィの本。人間を否定された人たちを冷静に捉え描いていて驚いた。もっと暗い内容を想像していたので…。もちろん凄まじい体験ばかりだけれども、その中でもいかに希望を見出していくか、哲学的な本でもあった。これは、困難に陥った人へ向けた励ましの書だと思った。

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     2021/02/24

    彼の描く世界が好きだ。透明感があって、かと言ってきれいというだけでなく真実味もある。彼の体験した壮絶な過去から紡がれた言葉とそれを読んで共感する自分とはどれだけその深みが違うのかとも思うけれど、代弁してくれているように思えるのだ。何でこんなに魅かれるのか、素敵な詩集だ。

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     2021/02/24

    過去、未来、現在というテーマ別に分けられ、過去の記録やSF的なフィクションだったりとこれも色んなタイプの話が集められ面白かった。この3つのテーマはイタリア語の時制に関連しているらしい。来るべき過去、過ぎ去りし未来、示唆的現在、と矛盾した言葉の組み合わせを持つイタリア語の時制に着想を得たという。また読みたくなるような気がする…。

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     2021/02/24

    これまで読んだ記録小説とは違って星新一を思い起こさせるSF短編集だった。彼のバックグランドを知っているだけに言葉の一つ一つ、比喩の一つ一つを考えさせられ味わい深かった。「天使の蝶」「人間の友」「美の尺度」「ケンタウロス論」「創世記第六日」は特に。「ミメーシン」は今の3Dプリンターのような話で興味深かったし、「記憶喚起剤」は自分の体験からも、匂いと記憶の密接な繋がりについて頷けるおもしい話だった。

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     2021/02/24

    面白い短編集だった。フィクションがあったりと色んな話がありながら、全体の形やトーンがうまくまとまってレーヴィの世界観が伝わってくる。過酷な体験を語りながらも、何かそこには明るさというか爽やかな透明感がある。ユーモアとは違う何か独特の明るさ。手元に置いておきたい一冊。

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     2021/02/24

    掲載されている文章が凄すぎて衝撃だった。人は色んな状況で色んな文章を書くが、真に迫ったものが持つ文章の力は凄まじい。どれだけ自分に迫りくるものがあるのか、それが肝心なんだ。

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     2021/02/24

    実際にあった話だから、余計に考えさせられる。死がありふれた日常という強制収容所の中でも未来に希望を見る人、それを支えるもの。本の持つ力、人間の力を考えさせられる。ドキドキしながら一気に読んだ。

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     2021/02/24

    解放後〜帰郷までを戦後の混乱の様子や人間としての存在を徹底的に否定された収容者ヘフトリングの蝕まれた心の傷がいかに深刻かを描いている。生き残ってよかっただけではなく、そこからまた別の苦悩が続くのだと。戦闘が終わりで解決ではない戦争の傷の深さを思い知らされた。

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     2021/02/24

    言葉はおもしろい。言葉は文化そのもの。消えていく言葉は、その文化の消失でもある。ここにある言葉はどうなっていくのだろう。この本を読み言葉に触れながらそんなことを考えた。もっと文化も言葉も多様だった頃を見てみたいな。ページをめくりながら色んな国へ旅したくなった。

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     2021/02/24

    起承転結とかいう話の劇的な展開は無し。主人公の心の動きが細やかに描写され、読みながら彼と一体となって彼の人生を一時過ごしたような感覚がじんわりと残る。目にする動物や建物、住人など出会う風景や人物、耳にする音に呼び起される思い出や思考を辿る。ごく普通に生きる一個人の心の動きを追うことで、この世に存在するあるいは存在した幾多の命を人生を感じさせる。今とつながる過去や未来に圧倒される。とても私的な小説だがそこには広がる普遍的な時間空間を超えた世界がある。

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     2021/02/24

    まるで映画を見ているような錯覚に陥る描写とリズム。空気の動きや感触、においまで感じそうな描写。それぞれの登場人物の心の動きが生々しく迫ってくる。日常が戦争にとりこまれ闇の網に絡み取られていく息苦しさと不安感。読んでいる自分もその中に入っていく。なぜかとても生々しい不安。
     兄と妹、親と子、友と仲間との関係から葛藤が生まれ切ない思い出の結晶となり心の中にとどまる。そんな気持ちの描写もとても素晴らしく実感をもって読み進めた。色んな賞を取っているのも納得の作品だった。

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     2021/02/24

    牛を中心に動物(家畜)についての筆者が体験した出来事を書いたエッセイ。さらりと読める。そして人間のわかっていることなど少ないのだなと改めて思った。人間中心はいい加減にしないといけないな、と。

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     2021/02/24

    数学嫌いだった学生の頃この本があれば人生違ってたかもしれないなぁと思いました。本当はもっと面白いもので、計算だけじゃないのだと。実用から始まり、また収斂され…。数学の歴史や、色んなことが数学と関係しているということを改めて知り、これからは数学アレルギーがましになるはずです。今更ではありますが、何事も遅いことなどないはず。特にこういったことは。

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     2021/02/24

    歴史の修正主義がいかに危険か。どのような方法を取るのか。それにどう対応すべきか。歴史は繰り返す。忘れてはいけない。騙されてはいけない。賢くならねば。とても分かりやすい良書。

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     2021/02/24

    薦められるまでこの本の存在すら知らなかった。しかし、有名だし映画もあるなどと聞いて読んでおこうかなと教養のつもりで読んだら、期待した以上に面白かった。はじめは、時系列やら色々と頭が混乱し、なんだか良く判らないし、どうなるんだと思っていたが、読み進むにつれ私は引き込まれていった。戦争の狂気をブラックユーモアで描いて見せている。なかなか戦争をこういう風に書いたものはないのでは。暗すぎず、凄惨な描写もない。しかし、戦争の不条理を訴えてくる作品だと思う。

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