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Review List of みすず、つれづれクラシック好き。 

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     2015/10/12

    ずいぶんと安くなっていたので、先日購入いたしました。

    声楽、全く興味ないんですよね。
    キンキン歌う人が苦手で、特に悲劇的なオペラの良さが全くといっていいほど分からんのです。声楽は基本的に苦手。(「カルミナ」はパロディだととらえているので大好きですが)

    そんな私が手にしようと思ったのは、「魔王」を聴きたくなったからです。学校の音楽で聴いた「魔王」。当時、ドイツ語が全く分かりませんでしたが、なんとなく発音が気にいったのです。

    そういえば聴きたいなあ・・・。それだけで購入しましたが、大満足でした。「野ばら」も一緒に歌っちゃうほど、気に入ってます。

    このおじ様の声、好き。うるさくないのね、この方の声。

    声楽・・・・どうなんでしょう?他のかたのお声と比べるほど、詳しくないので星4で。

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  • 1 people agree with this review
     2015/10/12

    シューマン!!
    いいですよ。
    大好きな作曲家です。
    躁鬱気味な感じが、なんか笑っちゃうんです。
    私も、情緒不安定な人ですから「分かる分かる〜」と思うこともしばしば。
    しっかりしていて繊細。音楽評論を始めちゃったり、交響曲も書いてみる。でも、かわいい小作品が基本だったり。

    シューマンの一生って悲劇的に書かれますけど、そうでもないのかも。私は、「なんでもあり」感が好きですねぇ。

    ショパンのピアノ曲紹介の文が好き。

    さて、シューマンは偏愛している作曲家ですが、演奏家が好みではないので、これはパスします。シューマンをあまり聴いてこなかった方はぜひ。シューマンは面白いですよ。

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  • 3 people agree with this review
     2015/10/12

    デュ・プレ。
    ぽつぽつと単品で持っていましたから、ダブルのはなぁ・・・・と、思っていたところ、セール価格に。購入することにいたしました。

    「本当のジャクリーヌ・デュプレ」映画ですね、あれ単館上映もいったりで、結局3度ほど観ました。
    ずいぶんセンチメンタルに語られているのだけど、そこではなく音色の美しさに、映像の美しさに、毎度毎度号泣しておりました。

    本当の姿からかけ離れてるとかで、映画が叩かれていましたが、原本読んでもそんなに嫌ではありませんでしたよ(私は)

    私生活は別にして、バレンボイム氏との共演ものを聴いていると怒りがふつふつと湧いてくるのです。それは、デュ・プレが「歌おう!!」としているのに、バレンボイム氏がその「流れ」をぷつぷつ切りやがるからです。バレンボイムさんって「天才ピアニスト」とかいわれてましたけど「ちょっとずつ早すぎる」・「いい塩梅」のところから「はしりすぎ」るんです。それって正確とは違う。正確なリズムから見ても、前のめりしすぎる。

    {というわけで、バレンボイム氏は好きではなかったけど、最近のピアノ演奏を(メータ指揮、バレンボイムピアノ)聴いたら、良かったんですよ!!これがまた。時間とともにバレンボイムさんが人を「待てる」ようになっていたんですね}

    デュ・プレさんをもっともっと自由に歌わせてあげたかった。もっともっと表現されてあげたかった。それでも、彼女の資質をうまくひきだせる度量を持つ人があまりに少なかったのだと思う。

    あ〜。もっとデュ・プレの音が聴きたいな・・・・そんな想いを馳せつつ、このセットを聴くことにします。

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  • 0 people agree with this review
     2015/09/09

    三島由紀夫のファンです。
    このようなオペラがあったことが驚きです。
    ミシマは翻訳しやすい文体ですし、内容的にも海外の方に受け入れられそうです。

    原作は「どろどろ」しており(笑)残酷というか、グロテスクというか・・・原作を気に入ったドイツの方、とても親近感を覚えます。

    ドイツ語から訳した経緯も面白いですね^^

    ドイツ語バージョン、日本語バージョンと詩をつけて販売してみては?そこまで、しているものがあれば購入したいです。

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     2015/09/03

    おおおおお。
    アンチェルです。
    ほぼほぼ買ってしまうこのシリーズ(とはいえ、器楽ものやダブリが多いのは買っていませんが)
    ついに、アンチェルです。
    たぶん、いろいろ重なっているんだろうなあ。と、思いながらも予約。

    この方の音楽が好きで好きで・・・。
    マニアも納得の仕上がり。
    初心者にも優しい親切設計な音楽です。
    「むずかしくない」「偉そうでない」
    でも、ところどころひっかかる。
    優しくて深い音・・・・。

    またまた手を出すことになりました。

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  • 3 people agree with this review
     2015/09/02

    いいですよ。
    フォーレってこんな感じなのね、ってざっくり分かります。
    聞いたことがあるフレーズがあったりすると、[これ知ってる!]と思う感じ。
    個性的じゃない感じだし、技術力あります!的なアピールをしないから、評価されにくいかも知れませんが。
    もっと平坦でつまらないものを想像していたもので、びっくりしました。この演奏好き!!

    ただし、他のものと比較検討できるほど知識もないため、星4で。私は好きでした。

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  • 2 people agree with this review
     2015/05/05

    半年、待ちました。
    チェリビダッケの「くるみ割り人形」を心待ちにしていたんです。

    期待しすぎたためか、いまいちでした。

    10枚組の安いボックスの「くるみ割り人形」が好きすぎたんです。

    一枚売りのチェリ指揮のもの(曲目違いますが)と比べてみても、なんとなくもの足りない?

    あれ?チェリってこんな指揮だったっけ?

    チェリ指揮をこれだけまとめていること。

    曲目もまとまっていること。

    そのすばらしさで星4です。

    演奏そのものは、もっと面白い演奏あるんじゃない?と思いました。

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  • 6 people agree with this review
     2015/02/18

    すばらしいボックスです。
    この演奏、音にしてこの価格。
    クリュイタンス指揮のすばらしさをじっくり堪能しました。初心者からすると聞きなれない、このお名前。でも、なんでこの方が指揮のスタンダードにならなかったのか?ととても残念なのです。
    個性的な怪演ばかりがもてはやされる昨今。実は、この方の演奏こそ聴きたかったものでした。
    華やかすぎる?苦悩がない?
    重々しいのがクラシック音楽だと誰が決めたのでしょう?

    私はツボをわかってる演奏だと思いました。ここでこの楽器の音が聞こえて欲しい。。と思うとき、必ずそのような演奏になってます。つらつら〜とBGMのように流れていかないのは、きちんと考えられた音楽に仕上がっているから。強弱も早さも、きちんと整えられている。妙な指揮者の主張がない。なんて上品で華やかな「嫌味のない」演奏なんでしょう。華やかっていったって、ギラギラじゃないんです。上品な華やかさ。ドイツものだって、私はこてこての「苦悩」風のものより好きです。はじめからこんな指揮で聴きたかった。

    その点で、15枚目の名演集は非常に価値があり、クラシック初心者の方におススメしたい一品です。堅苦しいクラシックもそれはそれでよいけど、毎日聴きたいのはこういうクラシックなのです。

    録音に関しても大満足でした。妙なリマスタリングをすると、かた〜いコンコンとした感じの音になるんですが、これはほんとに自然。「妙なことしないで、雑音とりのぞく」というのは正解!!
    このシリーズはこんな感じの音なのかな?

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     2015/01/20

    この曲なんだったっけ?というカタログ的に使える程度。
    演奏も感動には程遠いが「ひどくはない」
    音源がひどいということはない(新しい音源だから?)
    聴いてみて、気に入った曲があれば、ぜひ違うものをどうぞ。
    とはいえ、わざわざ買う意義はなし。

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  • 3 people agree with this review
     2015/01/06

    ピアノ、「うまいな〜」と思います。
    「どこが?」という人も「ピアニストだから当たり前」という人もいるでしょう。
    でも、この人以上のピアノ弾きなんて後にも先にも出てこないと思うのです。

    息をするように、ピアノを弾く。あまりに自然で、簡単な曲を弾きやがって・・・とか思うかも。でも、本当に上手い人は「簡単そうに」弾くんだよ。

    そうそう、若い頃の「エリーゼのために」と聞き比べると面白いです。高齢になればなるほど、ピアノ上手になっていきますから。(旧盤で所持)

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     2015/01/06

    装飾を廃したバッハ。
    トリルに萌える方にはおすすめしませんが、「バッハはつまらん」と思っている私が唯一聴く「ケンプのバッハ」
    バッハを研究したケンプ。彼がバッハ演奏をする際に選んだのは、古楽器でも、オルガンでもなかったんですね。
    バッハらしくないに違いありません。でも、人工的な臭いのしない「優しい」バッハです。
    旧盤で所持しています。

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  • 7 people agree with this review
     2015/01/06

    さんざん迷った末に購入することにしました。
    ほぼ持っているのです。
    ベートーヴェン全集、ケンプの廉価シリーズ。一部、輸入盤も所持していて、重ならないものの方が少ないのでは?とも思いました。

    ケンプさんがいなければ、私はピアノを弾いていなかった。ケンプさんがいなければ、ピアノを大好きでいつづけることはできなかった。そう強く思うからこそ、ケンプさんのCDを引っ張り出して聴き続けてきたのです。

    運よく、ケンプさんCDを買ってこなかった方。まずは、ベートーヴェン全集、バッハ、ブラームスのピアノ曲集だと思ってお買い求めください。決して、損はさせません。(まあ、ピアニストに超絶技巧をお求めの方にはおススメしませんが)

    さて、私がダブらなかったのは、CD3バッハ(オルガン部分)、cd14ベートーヴェン、cd15ブラームス(ソナタ、スケルツォ)cd16ブラームス(4つのバラード、8つの小品)、cd20リスト、cd22〜28シューベルトピアノソナタ、cd30シューベルト(13の変奏曲、71年ハンブルク、69ハノーファー版は所持)31〜34シューマン、35ケンプスピーチ

    という感じ。曲順をかえたり組み合わせをかえたりしています。
    私は、シューベルトソナタとリスト、シューマンを購入する感じですね。

    それでも欲しいと思いました。

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     2015/01/06

    ケンプ名盤1000「バッハ名演集」を持っています。(98.3.5発売76.5.1復刻版。pocg90107)
    その復刻版だと思われます。
    「技術の衰えが耐えられないレベル」との記述を不当に感じました。その上でのレビューです。

    そもそもケンプさんが「技術に優れている」ことなどあったでしょうか?若いときのピアノは少し早く弾いていました。しかし打鍵がきちんとせず、音に芯がなかったように感じます(私は若い頃の演奏はあまり好きではありません)やわらかい女性のようなかわいらしい音でした。
    さて、なぜピアノが「上手ではない」ケンプさんがなぜ「ピアニスト」になったのでしょうか?もともとオルガン弾きだったからだと予想しています。「オルガン弾けるんだからピアノ弾けるでしょ?」ということになったのではないか?そうなると、「私はピアニスト!!」という意識でピアニストになった人とは演奏が異なるのも頷けます。ピアノは叩くことで音が出る。オルガンは押さえることで音が出る。そのためか、初期のケンプさんの音は芯をとらえてなくてのぺーっと感じてしまうのです。
    ケンプさんは年とともに「ピアノが上手になった」という評論をどこかでみたのですが、私は全面的に賛成です。リズムがくるってすべるようなことは、まずない。芯がしっかりしていて、一音一音、音質が考えられていたり、音の流れがとても美しい。ペダルでごまかしたりしない。遅くてミスタッチがあるので不当に評価されているのかも。

    晩年、バッハ研究に没頭しました。バッハの楽譜を研究し「ケンプ編」の楽譜も出版されました。バッハ研究をしていて、なぜ古楽器を使ったり、オルガン弾きに戻らなかったのでしょう?
    実は、ピアノの音色の可能性、現代ピアノでのバッハ演奏を考えた結果だと思うのです。そういった意味で、バッハと共に現代ピアノをこよなく愛したピアノ弾きだったと思います。

    さて、このバッハは「荘厳さ」や「厳格さ」はありません。音は芯がしっかりしていて温かい感じ。自動演奏のような均一な感じや、かくかくした古楽器の感じがまったくありません。荘厳で重々しいバッハを求めている方にはおススメしません。

    私は「バッハはつまんない音楽家だな〜」なんて思っていますが、ケンプ演奏だけは別。作曲家なんて誰でもよくて、なんだかCDから素敵なピアノの音が聴こえてくるのです。

    ピアノの音がちょっと苦手という方、ぜひ。私も「ピアニスト」のピアノの音は苦手です。ケンプさんがいたからピアノを続けてきました。ケンプさんがいたからピアノを大好きでいられました。


    ピアノ界全般においては、まず正確無比なテクニックが要求され、表現も客観性が重視される傾向が強いと言えるだろうが、その点ケンプは、今日の多くのピアニストが誇っているような高度に磨きぬかれた完璧までのテクニックは若い頃からあまりなかったといえる。しかしその朴訥とした語り口から紡ぎだされる音楽に感じられるヒューマンなぬくもりは、今日の優秀なピアニストたちからはあまり聴く事ができないものであった〜ライナーノート{福本健}より

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     2014/12/14

    ハイフェッツは「技巧の人」というイメージが強いですが、実は「歌う」。時にはヴァイオリンの音が色っぽく聴こえる。
    ものすごく面白くて、一気に聴いてしまいました。
    古い音源も聴きやすく良いセットです。ただ、カセットの音源のような古さ(演奏や録音方法によるものでしょう)があり、その「古くささ」が好きな人にはたまらなく、最新の録音を聴きなれている人にとっては「古めかしく」感じられるかもしれない。演奏の流行ってありそうだな・・・とちょっと思いました。

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  • 0 people agree with this review
     2014/12/14

    バイオリン曲はあまり聴いていなくて、ブルッフの曲を初めて聴きました。そしてはまりました!!ほんといい曲。
    シベリウスのも面白い!!
    「ハイフェッツ」というのが売りですが、ヴァイオリン協奏曲集としてもとてもよい企画のCDセットです!!

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