プロデューサーに、チェンジやB.B.&Q.バンド、ハイ・ファッションといったアーティストを手掛け、良質な80年代のソウル＆ファンクを量産したジャック・フレッド・ぺトラスを迎えて制作されたRCAレーベルから発表された1982年作。ジャック・フレッド・ぺトラスは同年にチェンジの『SHARING YOUR LOVE』もプロデュースしており、2枚とも甲乙付け難い名作として高い評価を得ています。フォンジ・ソーントンが制作に関わったアルバム・タイトル曲「I'll Do My Best (For You Baby)」はじめ、80'sファンク愛好家なら絶対に避けては通れない作品といえるでしょう。

元ハイ・ボルテージで、その後はソロ活動やチャカ・カーンやルーファス、ハービー・ハンコックとの共演でも知られるシンガー・ソングライターのギャビン・クリストファーをプロデューサーとして迎え制作、RCAより発表された1983年作。シングル・カットされたヴォコーダ−・ファンクの「All Night All Right」は平凡な出来だが、それよりも80'sファンク〜ブギーの「Real Love」やアーバン・メロウな「Lost In Your Love」といった曲が素晴らしい。