カミーユ&ジュリー・ベルトレ

フランス発！　現在、最も注目されるベルトレ姉妹による華麗なるデュオ！
2014年、フランスの大晦日特別番組『Prodiges-才能ある若者たち』で優勝した(当時15歳)妹カミーユは、ヴァイオリンとチェロを自在に操る天才肌のプレーヤー。「この録音はまるで夢のような経験でした」と語る彼女のファースト・アルバム『Prodiges』(2564604993)はフランス国内だけで80000枚以上の売り上げを誇るという爆発的ヒットを記録しています。
　その現在17歳のカミーユが、デュオ・パートナーとして指名したのが姉ジュリーです。ジュリーはヴァイオリンとヴィオラを担当。今回のアルバムではヴァイオリンのみの演奏ですが、やがてヴィオラの魅惑的な音色も聴かせてくれることでしょう。姉妹によるこのアルバムは、バックにモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団を従え、一層成熟した才能と、信じられない程の多彩な音楽を味わうことができます。『ハンガリー舞曲』や『剣の舞』で始まるこのアルバム、最初のうちはまるでクロスオーバー・アルバムのような軽快なノリと見事なドライブ感に支配されているのですが、聴き進むうちに突然現れるシューベルトの『三重奏』でこの姉妹がただ者ではないことを理解するはずです。2人は奔放に様々な音楽を歌い上げ、聴き手をとことん魅了します。もちろん姉ジュリーにもソロの場面が用意されており、オーケストラ伴奏の『ツィゴイネルワイゼン』、ピアノ伴奏の『シューベルトのセレナード』の2曲は、妹カミーユとも違った世界が表出されています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
2. ハチャトゥリアン:剣の舞
3. カール・ジェンキンス:『パラディオ』より第1曲
4. グルック:精霊の踊り
5. リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
6. シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 D.929より第2楽章
7. ヘルマン:『黒い瞳』（ロシア民謡として有名）
8. ドヴォルザーク:ロンド Op.94
9. サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
10. チャイコフスキー:感傷的なワルツ
11. パガニーニ:カプリース第24番
12. チャイコフスキー:カプリッチョ風小品 Op.62
13. シューベルト:アヴェ・マリア
14. ゼキーニャ・ジ・アブレウ:チコチコ
15. ガーシュウィン:サマータイム
16. シューベルト:セレナード

　カミーユ・ベルトレ(ヴァイオリン:3-5,11,14,15 / チェロ:1,2,6-8,10,12)
　ジュリー・ベルトレ(ヴァイオリン:1-3,5-7,9,11,13-16)
　ギョーム・ヴァンサン(ピアノ:4,6,7,10,13,15,16)
　トマ・デュトロン(ギター:7)
　モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団(1-3,5,8,9,11,12,14)
　ジュリアン・マスモンデ(指揮)

　録音時期:2016年7月
　録音場所:モンテカルロ
　録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
　デジパック仕様