1963 年に当時フランツ・リスト音楽院教授を務めていたフリジェス・シャンドールの呼びかけて集まった同学院の学生達によって設立されたフランツ(フェレンツ)・リスト室内管弦楽団。その名団体がフンガロトン・レーベルに録音してきた選りすぐりの録音を3枚組でリリースしました。
結成当時より基本編成は弦楽アンサンブルですが作品によって管楽器も加わる形をとっている当団は編成の大きな作品でない限り指揮者を置かずに芸術監督も務めるコンサートマスターのヤーノシュ・ロッラのリーダーシップにより演奏を行っています。非常に精度の高いアンサンブルには定評がありバロックからハンガリーの近現代まで幅広く演奏しております。現在廃盤となっているタイトルからの音源も多数なだけに注目のリリースといえましょう。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
1. J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
2. ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集『四季』より『春』ホ長調 Op.8-1, RV.269
3. ヘンデル:組曲『水上の音楽』第2番ニ長調 HWV.349
4. ヘンデル:組曲『水上の音楽』第3番ト長調 HWV.350
5. コレッリ:コンチェルト・グロッソ ヘ長調 Op.6-2
6. J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調 BWV.1051
Disc2
7. モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 D.136
8. モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271『ジュノーム』
9. ハイドン:交響曲第45番嬰ヘ短調 Hob.I-45『告別』
Disc3
10. J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244より第1曲『来たれ、娘たちよ、われとともに嘆け』
11. バルトーク:弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽 Sz.106, BB144
12. アンドラーシュ・セールレーシ[1921-2007]:コンチェルト III
13. ワーグナー:ジークフリート牧歌
トランペットアンサンブル・エドワード・H・タール(1)
ペーテル・ポングラーチ(オーボエ:1,3,4)
ガーボル・ディエネス(オーボエ:1,3,4)
ラースロー・ハラ(ファゴット:1,3,4)
ミハーイ・カサーシュ(ティンパニ:1,3,4)
ジュジャ・ペルティシュ(チェンバロ:2-4,6、チェレスタ:11)
ラースロー・ツィドラ(リコーダー:3,4)
ベーラ・ドラホス(フルート:3,4)
カールマーン・コストヤール(ヴァイオリン:5)、
マーリア・フランク(チェロ:5,6)
デジュー・ラーンキ(ピアノ:8)
ジュネス・ミュジカルス合唱団(10)
フリジェス・シャンドール(指揮:10)
エルヴィン・ルカーチ(指揮:13)
ヤーノシュ・ロッラ(独奏ヴァイオリン:1,2,5、ヴィオラ:6)
フランツ・リスト室内管弦楽団
録音:1976年〜1997年(ステレオ&デジタル)