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ブラームスのヴァイオリン協がピアノ協奏曲第3番に

2010年3月12日 (金)

ブラームスのヴァイオリン協奏曲がピアノ協奏曲"第3番"に!
編曲者ラツィックによる世界初演ライヴ録音!


バッハとベートーヴェンが、自身の『ヴァイオリン協奏曲』を『ピアノ協奏曲』にアレンジしていたことにヒントを得たラツィックは、ブラームスの『ヴァイオリン協奏曲』を『ピアノ協奏曲第3番』へと生まれ変わらせるというプロジェクトを発足させます。  「ブラームスならきっとこうしただろう」。アレンジを施すにあたってこのキーワードを大切にし続けたラツィック。遂に完成した『ピアノ協奏曲第3番』には、ブラームスの音楽への愛情があふれんばかりに込められています。
 2009年10月、アトランタのシンフォニー・ホールを舞台に、ラツィック、スパノ&アトランタ響の共演で遂に世界初演が実現し大成功を収めた『ピアノ協奏曲第3番』。早くも世界各国のピアニストやオーケストラから問い合わせが寄せられるなど、ラツィックが完成させた"偉業"への評価と期待には非常に高いものがあるということです。

【収録情報】
・ブラームス(ラツィック編曲):ピアノ協奏曲第3番ニ長調(世界初録音/原曲:ヴァイオリン協奏曲Op.77/第1楽章カデンツァ:デヤン・ラツィック)
・ブラームス:2つのラプソディOp.79
・ブラームス:スケルツォ変ホ短調Op.4
 デヤン・ラツィック(ピアノ)
 アトランタ交響楽団
 ロバート・スパーノ(指揮)
 録音時期:2009年10月
 録音場所:アトランタ・シンフォニー・ホール(ピアノ協奏曲第3番)、フリッツ・フィリップス・音楽センター(Op.79/Op.4)
 録音方式:デジタル(ライヴ:ピアノ協奏曲第3番/セッション:Op.79、Op.4)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

【デヤン・ラツィック】
1977年クロアチアのザグレブに生まれたピアニスト。名前のスペルはDejan Lazicなので、クロアチア語ではラジッチとなりますが、ドイツ、オーストリアやオランダなどで活躍していることから現在、日本ではラツィックと呼ばれています。
 ラツィックは7歳でピアノを始め、9歳でクラリネットを演奏、翌年には作曲もおこなうという早熟の天才でした。やがて、旧ユーゴスラビアで様々なコンクールに出場、ピアノとクラリネットでそれぞれ優勝を果たすという快挙を成し遂げます。
 その後、ゾルタン・コチシュとイムレ・ローマンに師事して研鑽を積み、さらにモーツァルテウム音楽院で学ぶために、ザルツブルクへ移住します。
 ラツィックは少年期からイタリアやドイツ、オーストリアの放送局に多くの録音を残していますが、中でも有名なのは、1991年、13歳の時にソリスティ・ディ・ザグレブと、モーツァルトのクラリネット協奏曲及び、ピアノ協奏曲14番K.449を演奏し、初めてレコーディングを行ったことでしょう。
 ラツィックはピアノとクラリネットの演奏に卓越した技能を持ち、さらに作曲の才能も並外れているという天才です。
 クラリネットとヴィオラの為の作品“Conversazione”はコンサートでたびたび演奏されており、ロストロポーヴィチ生誕70周年記念ガラ公演の為に書かれた弦楽四重奏曲も知られています。また、フルート奏者のベザリーや、ラーク弦楽四重奏団等からも作品を委嘱されており、チェリストの盟友ウィスペルウェイためには“シャコンヌ”を作曲しています。
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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