HMVインタビュー:HUS

2010年5月24日 (月)

interview

HUS

まず何よりも「Hip Hopに対する愛を世界に向けて発信すること」が根底にあるんだ。

--- まず、あなたの音楽キャリアと歴史を教えて下さい。

僕はTha ConnectionというHip Hopグループのメンバーで、 2008年にGoon Traxから『Moon Water』というアルバムを日本エクスクルーシヴでリリースしました。 そして2009年にはRiver-Cityから『Soul Swim』というソロアルバムもリリースし、 今年に入ってからは自分が主催するインディーレーベルDig Crates Recordsから、 全世界発売で『Amaeru EP』というEPをリリースしてるよ。

--- Hip Hopとの出会いは?

僕の初めてのHip Hopとの出会いはA Tribe Called Questかな。 1990年、6歳の時に「I Left My Wallet In El Segundo」を買ったんだ!

--- あなたのフェイバリットアーティストは誰ですか?

僕の好きなアーティストはいつも変わらない。 DJ Premier、 Guru (Rest In Peace)、Wu-Tang Clan、Nujabes (Rest In Peace)、そしてNasさ。

--- あなたが音楽を創る上で、インスパイアされるものは何でしょうか?

毎日起きる瞬間瞬間が楽曲を作るときの僕のインスパイアのもとだよ。 色々なことがランダムに起きるからこそ、人生は美しく、楽しいものだと思ってる。

--- 何故、今回Libyus Musicからのリリースとなったのでしょうか? Libyus Musicとの出会いから教えて下さい。

Libyus MusicとはMySapceを通じて知り合ったんだ。 僕が送ったデモを評価してくれたのが始まりさ。 その後、楽曲のやり取りを繰り返す中で、オーナーのMasaがLibyus Musicファミリーに僕を入れてくれてね。 Libyus Musicに所属するプロデューサー達はみんな本当に素晴らしいよ。 僕達は家族であり、兄弟さ!

--- Libyus Music所属のプロデューサー達については、どう感じていますか?

Libyus Music所属のプロデューサー達は間違いなく世界で最もドープなクリエイター達だと思ってるよ。 彼らの仕事の全てが天才的なんだよね。

--- 『The Love Movement』に込めた想いなどがあれば教えて下さい。

まず何よりも「Hip Hopに対する愛を世界に向けて発信すること」がその根底にあるんだ。 それに、同名のA Tribe Called Questのクラシックアルバム『The Love Movement』にももちろん、大きなリスペクトを込めてタイトルをつけたよ。

--- 今後、何かプランがあれば教えて下さい。

遠い未来のことはまだ分からないけど、とりあえず、今考えていることとしては、 今回のHus+Libyus Creators 『The Love Movement』を無事にリリースすることと 『The Love Movement 2』を絶対に作ってリリースしたいと思っているよ。

--- 日本については、どう感じていますか?

僕は日本という国は地球上でも最も偉大な土地/場所だと思ってるんだ。 残念ながら、まだ日本に行ったことがないんだけど、いつか日本に行くことが僕の今一番の大きな夢だよ。

--- 最後に日本のリスナーへメッセージをお願いします!

日本の全ての音楽ファンに大きな愛を送ります。 近い将来、みんなと会えることを心から楽しみにしているから、 それまで『The Love Movement』を是非、楽しんでもらえると嬉しいです!

新譜Love Movement
DJ Okawariやtsunenori、Prisma、Hazzyなどリバイアスの誇る最強クリエーター陣がNYの人気ヒップホップ・グループTha ConnectionのリードMC「Hus」を迎えたコラボ・アルバム!他にも『In Ya Mellow Tone 4』に収録された「Love Spaceship」のプロデューサーSeason's Endやフランスの新進気鋭トラックメイカーRekiなど、今後リバイアスからリリースが予定されている新人クリエーターも多数参加!